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L'anello del fato  作者: 氷蓮
1/1

プロローグ

1話1話が短いです

ごめんなさい、ごめんなさい、

ごめんなさい…______

わたしと出会ったばかりに…




あなたを死なせてしまった



出会わなければ、恋に落ちることもなかった

あなたが死ぬことも、



あなたが生きてさえいてくれれば良かったのに…


ごめんなさい、ごめんなさい…





また、か…______


あの日からずっとよく眠れていない。

いつも心の中でどうしようもなく懺悔している。

気がつけば、あの人のことばかり考えている。


忘れられない。忘れられる訳がない。初めて愛したあの人。愛してくれたあの人。みんなに慕われて、あの人のまわりはいつも笑顔で溢れていた。


私のような疎まれた存在にも笑いかけてくれた優しい人。





「サリーちゃーん!!!」


「ーーーッ!はーい!」


「酒もう一本追加してくれ!あと、うまいツマミも頼む」


「かしこまりましたー」



いけない、いけないッ。ボーッとしてる場合じゃないわ。ちゃんと働かなきゃっ!


私は酒場で身寄りのない娘として泊まり込みで働いている。ここの店主夫妻はとても優しい人たちで誰も頼る人のいない私を拾ってくれた。自分たちの子供のように可愛がってくれる。感謝してもしきれない。


ここまでお読みいただきありがとうございます

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