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タガール
オーパーツの第2陣探索隊の隊長である。タガールはピラミッド型の遺跡の内部を探索中にオーパーツを発見した。漆黒の金属片が洞窟壁面に埋まっており薄く光っていた。
慎重に採掘し現物の回収に成功した。が、うっかり指先で触れた瞬間に金属片は体内へ侵入した。あまりの激痛にタガールは気絶しオーパーツは跡形もなく消えた。
ただ、この漆黒の金属片の採掘の様子はすべて映像として記録されていた為、
オーパーツが発見された事実は公表された。時を同じくしてタガールについては、身柄を国が管理し調査と称する実験が開始された。急設されたオーパーツ研究所において。
その実験とは身の毛もよだつ過酷なものだった。犯罪者に対する拷問に匹敵するようなものだった。タガールは“実験”の最中に何度も気を失いながら、ひたすら復讐する日が来ることを信じ屈辱の日々を耐え忍んだ。
「俺の敵は国家を牛耳る政府の高官たちだ。必ず目にもの見せてやる。」




