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『20 ジャミロ』

『20 ジャミロ』


 リアンと同じく凄まじい爆発。

 風圧で立っているのも厳しい。

 アスカはどうなったか。


「ぐあああああああああ!」


「私の魔法が勝った!」


「またも負けた。なぜだ!」


「オリオンと同じでジャミロのスキルごときでロメーロ様のスキルが負けるはずありません」


「ぬぬぬぬ、クランクよ、2人を破壊しろ。勇者パーティー破滅の団の力を見せろ!」


「うううう、俺はボーデンとは違うぜ。その程度の魔法など痛くも痒くもない。突進で吹き飛ばしてやるぜ」


「ただの筋肉バカでしょ、ウインドカッター魔法!」


「あいかわらず思考が弱いわねクランク、もっと頭を使いなさい。盾役で勝てないと判断できないのは致命傷です!」


 最後はクランクとアスカとリアンが戦いに。

 クランクの突進は異常なレベルで強い。

 10倍になった突進を2人が打ち勝てるかは見たいところ。

 だが心配はないのは、オリオンとボーデンとの戦いにおいて2人は精神的にも技術的にも成長していた。

 想像以上に強くなっていた。

 俺も強くなったけど2人も知らないうちに強くなっていたのだ。

 それを再認識できたのは収穫だった。


「うううう、ぐわああああ、突進を防がれるとじゃ!」


「3人とも負けかよ。本当に勇者パーティーかよ

 おいハニーも戦え」


「うううう、私は後方支援ですので戦いは避けます」


「使えねええええ」


「ロメーロ様、勝ちました」


「いい戦いだったアスカとリアン。アスカの魔法は強くなっているな」


 3人は倒れ、ハニーも戦闘しないようで、これでデスサモナよりも器用富豪スキルが優れているとわかっただろう。


「ジャミロのデスサモナよりも俺のスキルが優れているな。実証できたな」


「どうしてだ、勇者パーティーを10倍に強くしたのに?」


「俺にスキルでアスカとリアンを100倍に強くした。圧倒的な差だな。ついでに俺には1000倍にもしてあるけどな」


「100倍に! 1000倍に!!! そんなの聞いたことないぞ」


「初めて見る日に死ぬことになる、死んでもらう」


 やっと器用富豪スキルが優れていると理解できたらしいか。

 ここで逃げるなら頭がいいとなるけどな。

 どうでるかなジャミロ。


「勇者パーティーがこの程度なのはがっかりだ。勇者パーティーを奴隷化して俺がエピック国を制圧。魔王様の副官になる予定だった。どうでもいい。俺が直接ロメーロを消す」


「おいおい、まだやる気かよ。ここで止めるのをすすめるが」


 やはり止めないらしいので、頭が悪いな。

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