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『11 タイタン』

『11 タイタン』


「俺はイフリートスよりも強い。将軍よりもな。俺と戦える人族がいるかなああああ!」


 タイタンとの戦闘開始。

 その前に鑑定する。



ー--------------

『器用貧乏』のぞき見 Fランク

『器用富豪』神眼鑑定 SSSランク

ー--------------



名前 タイタン

レベル 2540

体力  18706

魔力  18100

攻撃力 18210

防御力 18200

素早さ 540


スキル

台地の一撃

魔法





 神眼鑑定をしたところ驚異的な強さだった。

 レベルは2540。

 俺の予想していたレベルを超えていた。

 会話にあったイフリートスのレベルは1534。

 比較したら1000はレベルが高い。

 レベルが1000高いのは、強さは次元が違うと思う。

 イフリートスよりも強いと自分で言うだけはある数値。

 こんなのが急に来るとは、しかも魔王軍にも入っていなくて魔族の底力を見た。

 毎日休みなしで魔族が来るのはどうなんだ。

 少しは俺の体のことを考えて欲しいものだ。

 休みなしだからな。

 タイタンが腕を振り下ろしてくるので、聖剣レーヴァテインで応戦。

 激突した。

 重い!!!


「重いな!!」


「俺の腕を支えるとは、並みの冒険者じゃない。支える剣も普通の剣ではないと推測する。伝説級の剣だろう。だがどこまで耐えられるかな、台地の一撃!!」


 タイタンの腕を支えるも、けっこう危険だった。

 聖剣レーヴァテインでなかったら、武器は折れて俺は即死しても不思議ないな。

 重量感がはんぱない。

 タイタンはさらに腕で攻撃してくる。

 台地の一撃というスキル攻撃で、耐えられるか自信がないほど強い一撃が来る。

 回避するのがいいので回避すると、腕は地面に直撃。

 地面は衝撃で大きな穴が開く。


「逃げてばかりだな、台地の一撃を受けろ」


「受けたら死ぬだろ」


 回避すると穴が作られるけど、隕石が落ちたみたいに地形がくぼんでいる。

 とんでもないパワーだな。

 経験したことない力だ。

 魔王ブラーゼンと戦いをしたが、魔王よりもパワーでは上だろう。

 まだこんな化け物がいるのか。

 いったい魔王の軍にも何人いるんだよな。

 タイタンみたいなのがまだいるなら、嫌になる。

 台地の一撃を受けて、この戦いが勝てる保証がなくなった。

 回避だけでは俺は負けるのが確定したので、対策を考える。

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