『10タイタン』
『10タイタン』
「タイタンは強敵だよ。おそらく魔族で最も巨大だし、どうやって倒すかだ。最悪は踏まれることだ。あれに踏まれたら防御力1000倍でも死ぬ」
「わかった、踏まれないように気を付ける」
踏まれないようにと忠告を受けて、攻めに行く。
動きは遅いだろうから足の動きは見て動こう。
「待てよ、俺達が相手になる」
「誰だ?」
タイタンに接近しようとしたら別の5匹が現れる。
俺の前にきて立ちふさがる。
「俺達はタイタンの軍団だ。ロメーロなど俺達で十分。タイタン様が戦う必要などない」
「弱く見られたものだな。いいだろう、5匹まとめて来いよ」
「死ねええええええ!!」
タイタンの軍団だったけど、見た目は巨人。
タイタンほど大きくはないけど、それでも俺と比較したら何倍もあるな。
そして目を引くのが皮膚。
タイタンも似ているけど硬そうな岩のような皮膚をしている。
俺の攻撃が効果があるか試すにはちょうどいいか。
5匹が俺に襲いかかってきた。
聖剣レーヴァテインで防御する。
打撃力は相当なレベル。
巨人は腕力はある。
聖剣レーヴァテインでなければ武器は折れていたな。
しかも5匹もいたら強烈だ。
この5匹だけでも王都に来ていたら、Aランク冒険者うあパーティーですら死んでいた。
王都は壊滅していた。
タイタンとこの5匹は前回の魔王軍の侵攻時には見なかったのは良かったと思う。
攻撃力の打撃は強いし極めて危険なのはわかった。
タイタンはこれを遥かに超えると予想できる。
次は皮膚だ。
聖剣レーヴァテインと剣術がどの程度通用するはかれる。
剣術で軍団を切り裂く。
物理攻撃も1000倍である。
グサッ!
「ふふふ、剣は通じない。巨人の体には剣は効かないのだ」
「ぎええええええええ!」
「我ら巨人の体を切った!」
切ってみると切れた。
たぶん聖剣レーヴァテインの効果だろうな。
巨人が弱いのでなくて剣は異常なんだな。
あっさりと切れて慌てているけど、俺の動きが速い。
残りの4匹も切る。
がやああああああああああ!
5匹まとめて切り捨てて討伐に成功。
聖剣レーヴァテインの力が強すぎて、巨人の防御力がはかれない結果だった。
軍団を討伐されてどうするかなタイタン。
「軍団は全て消したぞ」
「ふふふ、聞いていた通りだな。わざわざ来たかいはありそうだ。イフリートスなどを討伐したと聞いているが嘘でははいか」
「イフリートスは将軍だろ、俺が討伐したよ。オークキングもな」




