表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

475/600

『オリオンが寝返る』

『オリオンが寝返る』


 魔王軍を分裂させるという。

 何を言っているか、まだわからないけど、ようは本気で魔王軍にいるのではないと言いたいのだった。

 それをこの状況で俺に言われてもなって感じだ。

 厳しい状況になったから言っている風にも聞こえるんだよな。

 どうするか、助けるかだ。

 今なら助かるだろうけど、放置すれば死ぬな。


「半分の魔王軍を森で、半分を王都にと言ったのは俺だ。副官ゼノに俺が言った。そうすれば副官ゼノが王都に行く。だからこの時を待っていたのさ。ゼノがいなくなりその時に俺達は人族側に行く予定だった。だから助けろ!!」


「わかったよ、助ける」


 理由は納得いかないが、王都を救いたいという気持ちはあるのなら、助けるとした。

 面倒くさいな、なんで俺がオリオンを助けるんだよ。

 仕方ないので攻撃をしている魔族を切るとした。

 聖剣で一刀する。

 ぎゃああああああ。


 魔族5匹が地面に倒れる。

 それとハニーも助ける。

 ハニーは服を破かれそうになっている。

 魔族はハニーに気を取られていて俺には無関心だ。

 そこを切りつけた。

 ぎゃああああ。

 流血して倒れる魔族。


「助けたぞ」


「悪いな。これで俺は将軍ではない。人族が誇る勇者パーティーだ」


「おいおい、オリオン将軍! お前は魔王軍将軍じゃないのかよ!」


「違うな。俺は人族だ。勇者パーティーであり魔王軍は敵だ。今までは魔王軍の振りをしていただけだ」


「私もよ。魔王軍なんて気持ち悪いのよ!」


「俺も忘れちゃ困るぜ、人族最強の盾クランクがいるんだぜ」


「大賢者の俺もいる。魔王軍にいたのはもう軍を半減させるためだったのさ。つまりは演技だったのさ」


「4人の将軍が裏切ったぞ。殺せ殺せ!!」


「おおおおおおお!! 裏切りものだあああ」


 オリオンを筆頭に魔王軍を裏切る。

 勇者パーティーは人族側に来たので俺と共闘だな。

 本当に最初からこれを狙っていて行動していたのかは微妙なところ。

 まあ、魔王軍を潰すのが目的は変わらないのでいいか。

 魔王軍だけ討伐すればいいので戦いやすいのはある。

 全力で聖剣レーヴァテインを振っていく。

 魔族が突っ込んでくるのを、一匹残らず切り抜ける。

 振るたびに魔族が倒れていく。

 オリオン達も魔族と戦っている姿はみえる。

 魔王軍は強いのは、かなりのレベルの高いのを集めてきていて、魔王の本気具合が伝わるな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ