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『聖なる鎧を作る』

『聖なる鎧を作る』


「スキルを付与したい。錬金速度を1000倍に上げることが可能だ」


「1000倍!! そんなことが可能なのかい」


「できる。アダマンタイトを採掘するときもブルレスカに1000倍スキルを付与した。フーシフォンにも付与したい、しかも一生付与するからずっと使える」


「お願いします」



「錬金速度1000倍減少スキルをフーシフォンに付与する」


『器用貧乏』 叩く Fランク

『器用富豪』 錬金速度1000倍減少スキル SSSランク


------------ーー



 これで付与は成功した。

 後はフーシフォンがどれほど早く錬金できるかだな。

 俺は待つことしかできないしな。

 フーシフォンには悪いので、鎧は時間がかかってもいいとしよう。

 そうしないと彼に余計な仕事を与えてしまう。

 本来の錬金したりする仕事もあるだろうし、鎧だけで何も仕事ができないのは困るだろう。

 だから鎧はあくまでも時間が余った時にでもしてもらうか。

 1000倍なら少しは早くなっているとは思うからな。


「付与した。少しは作業速度が早まると思う。でも俺の鎧は後回しでいいよ。フーシフォンがする仕事の合間でいい。鎧を作るのが負担になっても困るから」


「わかりました。ロメーロの鎧は時間がある時作業します。いくら1000倍と言っても鍛冶師の仕事は速くはできない仕事ですから。でもせっかくですから聖なる水とアダマンタイトを錬金合成してみます。スキルがどれほどなのかロメーロの前で試してみます」


「そうだな、俺も見てみたい」


 せっかくなので俺が帰る前に試してくれるという。

 俺も見てみたい気がしたから、お願いした。

 鍛冶師の仕事は職人仕事。

 じっくりと見るのは面白い。

 アダマンタイトを持ってきて開始だ。

 聖なる水も使うので最強の素材ともいえる。


「私も興味があるぞ」


 レーヴァテインも興味があるそうだ。

 最強の剣には刺激らしい。


「じゃあ開始します。ああああああああああああああああああああああああああ」


「どうしたんだい!!」


「何があった?」


 錬金を開始した瞬間にフーシフォンが叫んだ。

 いったい何があったのか。

 もしかしたら錬金には不向きなスキルだったとか。

 俺は不安になってしまうしレーヴァテインも同じく不安の声。


「こ、こ、こ、こ、これはなんなんだあああああああああああああ」

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