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『ハニー達を解放する』

『ハニー達を解放する』


「みんな私達の邪魔するロメーロを始末しよう。殺すのよ」


「殺すううう」


「殺せえええええ」


 説得しても時間の無駄っぽい行動できたので、スキルで支配から解放する方に向かわせる。

 オリオンと同じスキルを行う。




「精神支配1000倍減少スキル」


『器用貧乏』 解放する Fランク

『器用富豪』 精神支配1000倍減少スキル SSSランク


------------ーー



「あれれ、私はここで?」


「ロメーロ、俺は何をしている」


「ハニー達は聖なる泉にいたニンフから精神支配を受けていた。国王を殺せってな。オリオンっも同じだった。俺が器用富豪スキルで精神支配を軽減して解放した」


 むしろ支配されていたことに、まだ頭が追いついていない風だった。


「精神支配か。変だとは思ったが私が操作されていたとは」


「国王を殺させようと俺達を利用としたニンフは許せない。あの女魔族め、討伐してやる」


「やめろクランク。もうあの泉には行かない方がいい。再び精神支配されると厄介だ。それに国王が立入禁止としたので、誰も入れない」


「じゃあ聖なる水はもう取れないってことになるな。この瓶にあるしかない」


「当分は誰も取れないとした。俺が最後かもな、ニンフがいるかぎり」


「なぜロメーロは水を取れて私が取れないで支配されたのか」


「推測ではニンフは邪悪な精神をもっている者がわかるようで、その邪悪な者には精神支配できるのではないかと思っている」


「なんでよ、それじゃあ私がまるで邪悪な精神て聞こえるわよ」


 ハニーは納得いかないという態度に。

 まあ、そういう風に受け取ってくれていいのだが。


「水を売って金儲けしようとしているのだろ。オリオンから聞いている」


「ううう、知っていたのか」


「俺は水を金儲けしようとしてないし、おまけに聖職者のリアンもいたから、邪悪な精神はなかったのさ」


「リアンね、ううううう、こっちにリアンがいれば水は私の物だったのに!」


 ハニーは悔しそうにしたのが本心だろう。


「金儲けする考えはなくすんだな。持っている聖なる水は返してもらうぞ」


 ハニーが持っている水の瓶を取り上げた。


「いやあああああああああ、瓶は、瓶は、私の瓶よ~~~金がああああああ」


 ハニーは俺が取り上げるのに抵抗するも、強引に取り上げる。

 瓶が金に見えるらしい。

 俺には普通に瓶にしか見えないけどな。

 金って怖いよな。

 二度とハニーが瓶を持つことはないだろうな。

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