表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

450/600

『オリオンが精神支配された』

『オリオンが精神支配された』


「器用富豪スキルで支配を解けばいい。あるはずだスキルが。それかオリオンを殺すかだ」


 器用富豪スキルで解くか。

 それができれば一番いい解決策だな。

 殺すとか強行過ぎるので、最終手段にしたい。

 器用富豪スキルを探すと、それらしきスキルがあった。

 精神支配1000倍減少スキルで、これをオリオンにする。





「精神支配1000倍減少スキル」


『器用貧乏』 解放する Fランク

『器用富豪』 精神支配1000倍減少スキル SSSランク


------------ーー



 オリオンに向けてした。

 精神がコントロールされているのを解除するのに特化したスキルだ。

 レーヴァテインが言っているのが本当なら、スキルの効果が現れて正常に戻る。

 さあ、どうなるかな。


「ううううう、俺は国王を殺そうとしているのか?」


「国王を殺そうとしてきていたんだよ」


「ううううう、頭がぼやけている。どうして国王を、俺はバカなことをした。国王、どうか俺のしたことを許してください」


 オリオンは急に気が変わったようで、国王に謝罪しだした。

 スキルの効果があったと思われる。

 レーヴァテインが言っていた精神をコントロールされていたのだ。

 現状を認識して気が動転していることからもわかる。

 これで死刑なら残酷だな。


「誰が許すか。ロメーロが来なければ私は死んでいたかもしれないのだぞ。それになぜ私を殺そうとしたのか」


「すみません、お許しを国王」


 オリオンは頭を下げるが、国王は態度を変えずにいてオリオンを信頼しない。

 完全に重罪人の扱いだった。

 このままだとオリオンは重罪人が確定して、最悪死刑。


「許さん、今頃になって謝るとか無理だな。オリオンは死刑もある」


「あああああああああああ」


「なあオリオン、キミは精神を支配されていたのではないか。ここに来る前に思い当たることはなかった思い出すんだ」


「精神を支配、ああああああ、思い出したぜ、俺は聖なる泉に行った。ロメーロが行った後でだ」


「聖なる泉に行ったのか?」


 オリオンの口から聞けたのは聖なる泉に行ったこと。

 俺が行った後らしいが、まったく知らなかった。

 俺が行った時は何も起きなかった。

 魔族のニンフが居たが。


「行った。そこで魔族のニンフという女魔族が出てきた。俺達は破滅の団で行ってて泉の水が欲しいと言った。すると女魔族ニンフは俺らには取らせないとなり、そこで急にニンフに逆らえなくなったのは思い出したぞ。そこから記憶が変だ、俺は精神支配されていたのか」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ