『魔物と対戦』
『魔物と対戦』
「器用富豪スキル、敵全体速度減少、アスカとリアンに」
『器用貧乏』遅らせる Fランク
↓
『器用富豪』敵全体速度減少 SSSランク
ー--------------
「器用富豪スキル、物理防御力10倍上昇、アスカとリアンに」
『器用貧乏』守り Fランク
↓
『器用富豪』物理防御力10倍上昇 SSSランク
ー--------------
「器用富豪スキル、物理攻撃力10倍上昇、アスカとリアンに」
『器用貧乏』打撃 Fランク
↓
『器用富豪』物理攻撃力10倍上昇 SSSランク
ー--------------
「器用富豪スキル、魔法防御10倍上昇、アスカとリアンに」
『器用貧乏』魔法壁 Fランク
↓
『器用富豪』魔法防御力10倍上昇 SSSランク
ー--------------
「器用富豪スキル、速度10倍上昇、アスカとリアンに」
『器用貧乏』小走り Fランク
↓
『器用富豪』速度10倍上昇 SSSランク
ー--------------
上昇するのは10倍にした。10倍で対応可能だと思った。
ジャッカルのレベルは66。
アスカとリアンなら戦えると思う。
「ジャッカルはレベルは66だ。スキルは10倍にしたからな」
「ありがとうございます」
「アスカ、行くわよ!」
ジャッカルとの戦いが開始された。
アスカが魔法攻撃に出る。
「ウインドカッターです!」
得意の風魔法だな。
ジャッカルは様子を見ているが、ウインドカッターの攻撃で散らばった。
ダメージ量は少ないけど、散らばったのは良かったか。
集団戦ではなく個別での戦いにしたので、ジャッカルは単独で攻めてきた。
リアンに噛みつく。ジャッカルの鋭い牙が襲いかかる。
ジャンプして飛びかかってくるあたりは、跳躍力がある。
リアンは飛んでくるジャッカルにも慌てることなく剣で切った。
戦闘はジャッカルの数が減っていくのは、明白だった。
アスカの魔法もダメージを与えているのが大きい。
これなら余裕か。
「2人に任せて大丈夫そうだな」
「いいえ、そうでもなさそう。見てあれを」
「ジャッカルか」
リアンが言ったのを確認する。
森の中からジャッカルが多数いるな。
囲まれているじゃないか。
けっこうな数がいて周囲はジャッカだらけ。
いくら強くはないといっても、2人ではキツイよな。
「囲まれました。こんなにいるとは。ジャッカルは集団戦をするようです」




