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『鍛冶師から依頼』

『鍛冶師から依頼』


 謝罪するのは冗談として、俺がギルドに来たのは依頼を探すのがあった。

 依頼を探すのはとても重要で、異変を感じる依頼は気を付ける。

 ランクの高い魔族が関係していることもある。

 魔王の命令なら要注意である。

 依頼をざっと見ておくのも大切であった。

 毎日見ていると、だいたいは依頼に変化は起きないとわかってくる。

 すると気になる依頼に目が止まるので、その依頼は注目している。

 ありきたりの依頼は他の冒険者に頑張ってもらっている。

 今日はどうかなと依頼を眺める。


「この依頼は変わっています。聖なる水?」


「聖なる水?」


 アスカが見つけた依頼。

 そこには聖なる水が欲しいとの内容だった。

 見たことない内容である。

 こういうのは重要で、何かあるかも知れないのだ。


「リアンは教会に詳しいだろう。聖なる水について知っているかい?」


「私は聖職者ですから、聖なるアイテムなどについて知識はある。聖なる水は聞いたことがあります。エピック国内に聖なる泉があり、その泉で取れると。効果は特殊な効果があると聞く。状態異常を消したりもできます。何に使うのかしら」


「聖なる泉か」


 リアンは名前は知っていたが、目的まではわからないという。

 俺も知らない。

 聖なるアイテムなどはあるが、魔物避けだったり、魔物に対して効果がある。

 戦闘時にも使えるし、移動時にも使えるアイテムもあるか。


「錬金術師の依頼かな」


「依頼したのは自分です」


 聖なる水いについて考えていると、俺に話しかけてきた人がいた。

 依頼人という。


「なんだ、フーシフォンじゃないか」


「ロメーロが来ているとは知らなかったさ。その依頼は自分が出した依頼」


 フーシフォンは先日アダマンタイトと鋼鉄を合成素材として壁の鋼材に錬金してもらった。

 大変にお世話になった。

 彼が聖なる水を必要としているのであるが、理由はなんだろうか。


「闘技場は完成したよ。とても助かった」


「見たよ。ギルドの隣に巨大なのが出来たな。見てびっくりした」


「どんな理由で聖なる水が欲しいのかな?」


「自分は鍛冶師。アダマンタイトも錬金してるのは見たよな。あのアダマンタイトには驚いた。最大級のレア鉱石だからな。アダマンタイトほどではないけど、聖なる水を使って錬金できるんだ。聖なる水を使って錬金すると聖属性を持った強力なアイテムや武器が作れるのだ。それで依頼した」

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