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『アダマンタイトを使う』

『アダマンタイトを使う』


「じゃあアダマンタイトはまだ採掘可能なんだな」


「はい、少しずつしか採掘できませんが、取れます。もちろんオーガなどがダンジョンにはいますけど、暴風スキルで押さえつけていますから大丈夫です。ロメーロがこのアダマンタイトを持って帰る。ただこのままでは使えませんから、鍛冶師の所に持ち込んで。錬金してもらってください。錬金加工したら、壁などの材料にできます」


「鍛冶師に持っていけばいいのだな。ありがとうブルレスカ。きっと素晴らしい闘技場ができると思う。それと代金は支払うよ」


「いいのよ代金は不要です」


「不要は良くない、ちゃんと買い取る。資金はたっぷりとあるからな」


 神の袋から金を大量に取り出す。

 無料でもらうわけにはいかないから、ちゃんと支払う。

 金ならあるから問題はない。


「鍛冶師はロメーロも知っているフーシフォンが良いでしょう。フーシフォンは私が集めた鉱石を販売している鍛冶師ですし、信頼がある」


「わかった、フーシフォンの所に行くよ。ブルレスカも一緒に来てくれ。その方がいい」


「行きます」


 アダマンタイトを分けてもらう。

 神の袋に収納した。

 そしてアダマンタイトを鍛冶師であるフーシフォンに渡すとする。

 ブルレスカにも同行してもらったのは、話をする際に信頼があるだろうから。

 瞬間移動する。



「器用富豪スキル、瞬間移動、鍛冶師フーシフォンの作業場に」


『器用貧乏』早歩き Fランク

『器用富豪』瞬間移動 SSSランク

ー-------------



 鍛冶師の作業場には以前に行ったことがあるので移動できる。

 王都の作業場に到着。

 この地域は鍛冶師が多く密集している。

 鍛冶師の作業場が集中しており、ここにくれば王都の鍛冶師には会えるという。

 目的のフーシフォンがいた。

 会ったことがあるので、フーシフォンも俺とブルレスカに気づいた。


「おおお、ロメーロかい、最近の噂は聞いている。魔王と戦闘したのは聞いたぞ。しかもブルレスカから、とんでもなく良質な鉱石がくるようになったんで、俺の鍛冶の仕事も繁盛だよ」


「それは良かった」


 フーシフォンと会ったのは、鉱石が取れなくなったので鍛冶師が全員失業する寸前だったのを救ったのがきっかけだった。

 そのさいにブルレスカとも仲良くなった。

 採掘があり鉱石が取れて、初めて鍛冶師は仕事ができるという関係。

 ドワーフ族の採掘と鍛冶師の仕事は繋がっていて、お互いに連携している。


「それでさ、私が来たのはフーシフォンに頼みがあって来たんだよ」

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