表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

393/600

『種まき』

『種まき』


 カイザール国で混浴風呂に入る。

 お客さんは店主の方針で入れなかったのもあり、ナミュール王女がいるから当然だろうが、広々と楽しめた。

 ゼノとの対戦とういう予想外のことがあったからか、疲れが取れた気もする。

 店主のコンチェルには、お礼を言っておいた。

 それから宿はカイザール国で宿泊した。

 宿も最高級の宿。

 別に俺は普通の宿でも良かったが、ナミュール王女が居るので、警備もあり安心できるので高級宿となった。

 農民であるピチュは初めての高級宿の宿泊を喜んでいた。

 めったにできない経験をした感じだった。

 それにしてもピチュはいい体をしていたのは知らなかった。

 普段は農作業服を着ているので、性的な目で見ていなかったから、急にお風呂で見たら、ドキッとした。

 翌朝にはエピック国に帰ったのは、ピチュはエピック国の農民であるから、帰国する必要があった。

 エピック国の王都に瞬間移動で到着。

 農地に行って、農民ダンに会った。


「おお、ピチュか、どうなったんだいトマトは?」


「トマトは魔王軍副官ゼノに取られていたの。それで戻ってはこなかった。ロメーロがゼノを追い詰めたけど逃げた。悔しいけど、また頑張って農作物を作るわ」


「残念だったな、トマトはまた作ろうか」


「俺がいたけどピチュにはかわいそうな結果になってしまった」


「ロメーロは農地を救ってくれた人ですので、農民はみんなロメーロを恨むことはないですよ」


 ダンに会って話すと、俺は悪くないと言ってくれた。

 

「最近は農地の方はどうですか?」


「農地開拓スキルをしたので、最悪だった農地は以前とは比較にならない最高の農地になりました。みんな感謝しているよ」


「それは良かった」


「ロメーロ様のスキルで農業を変革させたのね」


「はい、大変革です」


「ピチュはトマトをこれから始めるの?」


「そうですね、また収穫できるように始めます。トマトは全部収穫していたので種まきから始める。他の野菜も種まきからです」


 ピチュの農地は収穫しており、また種まきから始めるらしい。

 聞いた話では農地の野菜の成長発達が異常に速いと言っていた。

 それに味も完璧で、特殊な効果もある。

 いいことだらけだが、だけど種まきのような作業はどうなんだろうか。

 手作業で作業をしているなら、以前と同じだな。

 農業の知識はないけど、時間はかかるとは思う。

 

本当にブックマーク、応援ありがとうございます!!


「面白い」と思っていただけたなら


ブックマーク登録と広告下にある【☆☆☆☆☆】に応援ポイントをお願いします!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ