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『ゼノと対戦』

『ゼノと対戦』


 魔法を弾くと森に飛んでいき、大爆発が起こった。

 またも森が消失した。

 爆風が俺まで届く。


「弾くのは計算済みだ。もう一発あるんだぜ」


「連発してきたか」


 強力な魔法を何発打てるのかと言えば、無限には打てない。

 ゼノにも魔力は限界はある。

 同じように防御する。

 レーヴァテインのおかげで俺へのダメージはほとんどないのは助かるな。


「もっとだあああああ!」


「どんだけ打てるんだよ」


 数を打てば当たると思ったか。

 何発も連発してくるのを、全て防御してみせた。

 レーヴァテインがあればのことで、前に持っていた初心者用の剣なら折れていたかな。

 耐えられなかったかもで、とても感謝する。

 たぶん折れてたよな。


「ななななっ、俺の魔法を全部防いだあああ。どうなっているんだ。あり得ない、絶対にあり得ない。その剣か、剣に秘密があるのか?」


「剣だな。やっと気づいてくれたか。俺の使っている剣は強いよ」


「並みの剣ではないのは間違いない。Aランク級の剣でも今の魔法に耐えられるかわからないし、しかも全部弾き飛ばした。なんだ、その剣は、教えろ」


「これか、教えてもいいが、聞かない方がいい場合もあるけど、この聖剣レーヴァテイン。知っているか?」


 教えろと言うのでゼノにレーヴァテインだと教えた。

 魔王ですら討伐できる剣だから、知っているとは思うが。


「せ、せ、聖剣レーヴァテインだって! まさか、まさか、ロメーロがなぜレーヴァテインを持てたのだ。あの剣はダンジョンにあり、誰も引き抜けない伝説の剣。長年誰も抜けなかった剣であるぞ」


「聖剣レーヴァテインは刺さっていた。俺が抜いたら抜けたよ」


「ロメーロが抜けたのか。予想もしてなかった事態だ。これは魔王様に直ぐにほうこくしないといけない。聖剣は過去に勇者が使った剣。魔王様とも戦い討伐したともされている最強の剣とも言われるが、誰も使えないままだった」


「誰も使えなかったのは資格がなかったからだ。私ん使う資格が。ロメーロは私を使える能力があり、私が認めた」


「えっ、誰? まさか剣が会話したのか?」


「そうよ、私は会話できます」


「うううう、聖剣がロメーロを認めたのか。ロメーロは何者なんだ。勇者ではもないのに」


「そういうことだ。レーヴァテインで切ってやろう」


「切られたああああああ!」


 ゼノの体をざっくりと切った。

 せっかくトマトで回復したのに残念ながらまた傷が増えたな。

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