『副官ゼノがいた』
『副官ゼノがいた』
周りには魔族の連中もいる。
武器も持っていて戦闘をいつしてもいい状態だ。
リアンも剣を構えた。
俺も聖剣レーヴァテインを持つ。
森に来ていきなりゼノと戦闘とは、ピチェとナミュール王女を連れて来なくて正解だった。
「ロメーロよ、この前戦った時は油断した。その時の傷は癒えていない。それと森は関係していたのだ、くクククククク」
「なんだって? 関係しているとは?」
「お前らは女を攻撃しろ。俺がロメーロと戦う」
「はい、ゼノ様。女を殺します」
戦闘前にスキルをする。
「器用富豪スキル、敵全体速度減少」
『器用貧乏』遅らせる Fランク
↓
『器用富豪』敵全体速度減少 SSSランク
ー--------------
「器用富豪スキル、物理防御力1000倍上昇」
『器用貧乏』守り Fランク
↓
『器用富豪』物理防御力1000倍上昇 SSSランク
ー--------------
「器用富豪スキル、物理攻撃力1000倍上昇」
『器用貧乏』打撃 Fランク
↓
『器用富豪』物理攻撃力1000倍上昇 SSSランク
ー--------------
「器用富豪スキル、魔法防御1000倍上昇」
『器用貧乏』魔法壁 Fランク
↓
『器用富豪』魔法防御力1000倍上昇 SSSランク
ー--------------
「器用富豪スキル、速度1000倍上昇」
『器用貧乏』小走り Fランク
↓
『器用富豪』速度1000倍上昇 SSSランク
ー--------------
いつものように基本的なステータス上昇を俺にした。
リアンには同じものを10倍にした。
リアンは周りの魔族が相手になるので、10倍で倒せるだろう。
「リアンには10倍にした。周りの魔族ん頼む」
「やります」
「クククククク、さあ、女をやれ~~」
「いい女だぜ、殺さずに捕まえろ!」
「俺のものにしてやるからなあ!」
魔族がリアンに襲いかかってくるが、リアンの色気に刺激されていた。
リアンの体に欲望を刺激され、興奮が起きていた。
単純すぎる魔族だな。
鑑定したがそれほど強い魔族ではないのは判明していたのて、リアンなら大丈夫だろう。
問題はゼノだ。
負けたのに俺と戦うとはな。
魔族は全部で10人。
人型の姿をしている。
全員が武器を持っている。
10人のいっせい攻撃がリアンに迫った。
剣がリアンを迫ると巧みに防御した。
素早いのは速度上昇してあるからだ。
10本の武器が同時に襲ったものの、ことごとく防御される。
防御力も上昇してある。
魔族はリアンが10人同時に防御したのに驚くしかないよな。




