表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

368/600

『混浴する』

『混浴する』


「あら、私はいつもこうしてロメーロとぴったり接近してますけど。私のことをぎゅっと掴んでいます」


「うううう、そるは剣の時です、今は女ですからロメーロ様に接近しすぎは認めません」


「はいはい、わかりましたよ。でもオーガを切ったので私の性能が理解できたでしょ」


「オーガを切った時の切れ味の良さは驚いているよ。今までの安物の剣とは次元が違ったからな」


「そうだろう、そうだろう、私の凄さが分かればそれでいい」


 レーヴァテインはオーガの時の話をして自慢していたけど、自慢するときに大きく胸が揺れていて、俺は困った。


「どうな構造になっているかしら、私はドワーフ族で鉱石や剣の素材にも詳しいけど、剣の素材が人の姿になるのは初めて見ます」


「ふふふ、私の素材は特殊なのですよ。そこらの剣の素材と一緒にしないようにね」


 それからレーヴァテインも一緒に入浴した。

 混浴で目のやり場に困るものの、やはりお風呂は気持ちいい。

 最高に幸せな気分になった。

 それから風呂屋を出てからギルドにも寄った。

 オーガを討伐したことによる魔石と素材の報酬を得るためだ。



大さそりの魔石 × 35

大さそりの甲羅 × 35



 まずは大さそりの分だな。

 アスカとリアンが討伐した魔物で数も多いのでギルド側も笑顔であった。

 報酬と交換する。



オーガの魔石 × 1

オーガの牙  × 1



 次ぎにオーガの分だが、さすがにオーガはレベルが1121もあった。 

 ギルドはあのダンジョンにオーガがいるのは知らなかったので、混乱していた。

 壁の反対側にオーガ級の魔物がぞろぞろといると報告すると、ギルドは報告を聞いて冒険者ん派遣しないようにすると言った。

 オーガ級の魔物を倒せる冒険者がいないのが原因だった。

 そうなると今後はブルレスカと一緒に行くドワーフしか行かないだろうな。

 まあ、その方が無難であろうし、行ったら確実に負けるからな。

 報酬は破格の金額であった。

 周りの冒険者はその報酬額に驚いていた。

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ