『混浴風呂に入浴』
『混浴風呂に入浴』
運が良かったのは他の男性客はいないかったのが良かった。
他の男性客がいたらアスカやリアンに興奮してしまうからな。
つまりは男性客は俺一人だったとなる。
それも喜んでいいのかわからないけど。
「ああ~~気持ちいい。やっぱり採掘した後はお風呂が最高」
「そうよね、私達も魔物とかなり戦ったので疲れているし、汗もかいていて、綺麗にするわ」
「ロメーロは今日もご苦労様でした。いつも通りにスキルが活躍してました」
「たくさんのスキルが器用富豪にはあるので、俺がスキルの使い方を知りつくすのも必要になるな」
「ハンマーを回転させてとブルレスカに言われた時は、私はなぜって思いましたけど、暴風を起こさせたのは驚きですよ」
「私もどうしていいか悩んだ。でもハンマーを回転させたら、魔物は暴風で来れなくなった。発想が必要ですね」
「今後もあのダンジョンに採掘に行くなら俺の暴風スキルを使うのがいい。魔物はまたウヨウヨ徘徊してくるだろうしな。ずっと付与してあるので大丈夫だよ」
暴風スキルはブルレスカに常時付与したのでいつでも使える。
その分俺が負担になるが、その程度なら問題ないだろうな。
「使います」
「あれ、誰かが風呂場に入って来ますよ」
「女性のようですね」
湯気ではっきりとは見えないけども、女性の体をしているのは見える。
まあ知らない女性だろうから、俺は見ないほうが賢明だろうな。
いくら混浴風呂とはいえマナーはあるしな。
じろじろ見るのは良くない。
すると女性客はなぜか俺の方に寄って来るではないか。
どうして俺の方に?
「ロメーロ、私も入浴しますよ、いいですよね?」
「えっ、もしかして、キミは?」
「ああ、レーヴァテイン!」
「レーヴァテインも入浴するの!」
「はい、入浴します~」
なんと入浴してきた女性客は聖剣レーヴァテインだった。
彼女は普段は聖剣の形になっているけども、女性の姿にも変化可能だった。
今は女性姿になっているけど、服もしっかりと脱いで入浴してきた。
しかも恐ろしいくらいに美貌だったのは、アスカやリアンと比較しても遜色ない体つきだった。
それの横に馴れ馴れしくやって来る。
「温かいわ」
「あまり俺に接近するのは良くないな」
「そうですよ、私のロメーロ様ですから、距離をお取利ください、いくら聖剣レーヴァテインと言えど許しません」




