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『オーガと戦闘する』

『オーガと戦闘する』


 話すとうるさいオーガに俺から攻撃するとして剣を振るう。

 剣は聖剣レーヴァテインであるから、安物の初心者用の剣ではもうないし、軽く切ってみるか。

 一度試し切りは魔物でしているけども、あの時は恐ろしく切れ味はあったのであるが、相手はあのオーガだから皮膚も堅いだろうから甘くみてはいけない。


 ザクザク!

 軽い、切れるな!

 予想以上に軽い。

 腹を切ったらあっさりと切れて流血する。


「ギアアアアアアアアアア」


「めっちゃ切れるな」


「なんて切れる剣だ。俺の皮膚をこうも簡単に切るとはお前は何者だ」


「普通に人族だけど」


「ウウウウウウ、ちょっとお前を舐めていたようだ。こっちからも攻撃する。オオオオオオ!」


 オーガが殴りかかってきて、迫力は凄いあるのは、俺よりも体格は3倍くらいはあるだろうからだ。

 巨体が殴ってきたのを防御せずに高速移動で避けると、オーガの拳が地面を叩き割る。

 危ない腕力だな。

 さらに続けて殴ってくるのも移動する。

 オーガの攻撃力が強力なのは受けなくてもわかる強さで、強引に殴ってくる。

 腹かれ流血していてもお構い無しか。

 ダンジョンの地面が穴だらけになるほどに殴ってきて、さすがに俺も逃げてばかりではもたない。


「フフフフ、剣の切れ味は凄いのは認めよう。しかし防御は弱いらしいな。俺の大鬼の攻撃から逃げることしかできていないぜ」


「確かに強力だな。殴られたら俺はヤバいよな。しかしこれからどうかな」


「フフフフ殴ってやるよ!」


 オーガのぶん殴ってくるのを聖剣レーヴァテインで防いでみるとどうなるのかは俺も試したことはないので結果はわからない。

 聖剣レーヴァテインとオーガの拳が合わさる。


「グギアアアアアアアアア、手が、手が、切れたアアアアアアアアアアア」


「俺の剣が上回ったようだな」


「痛い痛い痛い、俺の拳を引き裂く剣なんてあるのかよ」


「言ってなかったがこの剣は聖剣レーヴァテインだ」


「レーヴァテイン? まさか伝説の聖剣じゃねえか。それを先に言えよ、バカか」


「言ったところでお前は戦なかったのかと言えば戦うのだろう。同じことだ」


「うううううう、レーヴァテインを持つ者は最強の冒険者と呼ばれる。強いわけだ。だが俺が負けるわけにはいかないのだ!」


 オーガの手は聖剣レーヴァテインに切られて流血が止まらない状態になってしまうも、オーガはまだ戦いを止めようという気持ちはなさそうだ。

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