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『魔王と戦闘』

『魔王と戦闘』


「ゼノをここまで追い込むとは、イフリートスを討伐したのは嘘ではないな。しかし俺は魔王だ。将軍レベルと一緒にするなよな、お前を制圧して人族を完全に制圧する」


「自信満々だな。俺のスキルは器用富豪スキル。簡単には負けない」


「器用富豪スキルだと? やはり使いてはいたのか。これだけら俺は今まで魔大陸から出てこなかったのだ。ロメーロは決して生かしておけない。絶対に死んでもらう。魔王獄炎破だ」


 魔王のステータスを確認する。




名前 魔王ブラーゼン

レベル 3333

体力 30050

魔力 33520 

攻撃力 33770

防御力 32120

素早さ 30010


スキル


魔法

魔王獄炎破



 レベルは過去最高のレベルで3333。

 ステータスは30000超え。

 全てが破格の数値だった。

 見るのも怖い数値に俺は正直勝てる気がしなかった。

 これは負けるよな。

 いくら器用富豪スキルでも勝てる相手なのかと。


「ぐううううううううううううううううう!」


 魔王獄炎破を剣で受けたが、先ほどのゼノでは受けきれたものの、魔王獄炎破は無理だった。

 圧倒的な強さ。

 俺は炎の圧で吹き飛ばされた。

 飛んだ距離はかなりの距離。

 魔王が見えなくなるくらい飛んだ。

 壁をも突き破って停止。


「魔王獄炎破」


「連発かよ、うううううううう!」


 連発してきて、又も吹き飛ばされた。

 ダメージ量は凄い。

 スキルの追加上昇がいるな。

 負担が大きいので多重スキルは少なくしたいが、そうも言ってられないのが魔王。

 さすがに今までの魔族連中とはケタ違いの強さ。

 スキルを最大に多重するしか勝てない。




「器用富豪スキル、敵全体速度減少」


『器用貧乏』遅らせる Fランク

『器用富豪』敵全体速度減少 SSSランク

ー--------------

『器用貧乏』闇魔法軽減Fランク

『器用富豪』全属性魔法解除SSSランク

ー--------------

『器用貧乏』手当てFランク

『器用富豪』外傷回復SSSランク

ー--------------

「器用富豪スキル、武器1000倍強化」


『器用貧乏』武器磨き Fランク

『器用富豪』武器1000倍強化 SSSランク

ー--------------

「器用富豪スキル、クリティカル攻撃1000倍上昇」


『器用貧乏』大振り Fランク

『器用富豪』クリティカル攻撃1000倍上昇 SSSランク

ー--------------

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