『004』
『004』
オリオンと20人の冒険者パーティーは行ってしまった。
何か気になる言葉だった。
「行ってしまった」
「20人もパーティーを集めていた。金とかいってたけどオリオンが金で集めたパーティーかしら。まあ、破滅の団は金は持っていたから、今まで貯めていた資金を使って集めたのでしょう」
「汚い連中です。ロメーロ様と勝負してくるとは。逆に負かしてやりましょう。痛い目にあわせるのがいい」
「負けても俺はダメージはないけどな。リアンだって教皇から見放されるわけじゃないだろ」
「そうですね」
「私の考えでは教皇はリアンにお願いしただけで、別に大神官の名前を剥奪するつもりはないと思う。勝手に賢者の方が勘違いしている。私はリアンに勝って欲しいですけど」
「エニシャルはリアンの味方ですね」
「もちろんです。頑張りましょう」
エニシャルは協力すると決まった。
森には馬車で行くのだろうが、俺達は瞬間移動できるから、早く現地に行ける。
「先に瞬間移動で森に行く。オリオンよりも早く現地に行こう」
「先に見つけましょう」
「えっと、瞬間移動とは?」
「エニシャルはロメーロのスキルは初めてね。見ていればわかります」
「器用富豪スキル、瞬間移動、王都の森に」
『器用貧乏』早歩き Fランク
↓
『器用富豪』瞬間移動 SSSランク
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目的の森に移動した。
「わあああああああああ、森です!」
「これがスキルです」
「どうなっていますの。イフリートスを討伐したという噂を聞きましたが、信じます」
エニシャルは混乱していたが、直ぐにおさまるだろう。
森は広大だった。
どこに目的の植物があるかも全く方向がわからない。
俺が聞いてみる。
「エニシャルはどちらの方角かとかわかるかい?」
「わかります。場所はだいたい把握してますので、教えます。植物はかなり大量にあります。目的地につけば見てわかります」
「そしたら進んでみようか」
「森に入るか。エニシャルが居て良かった」
エニシャルがいて良かった。
居なかったら、迷子だった。
それくらい広い森だった。
魔物も当然にいる。
器用富豪スキルを用意しておく。
主に戦闘のスキルをする。
「魔物がいます!」
「スキルはする。倒しながら進もうか」
鑑定スキルで見ると、Dランク程度の魔物。
王都に近い森だったから、弱い魔物だな。




