『007』
『007』
「リアン、元は仲間だからケガさせないが、知らない女なら死ぬことになっている。ドラゴンは俺らに任せて鉱山から去れ。それがリアンのためだ」
「ロメーロが討伐するなら、出ていくのはボーデンの方ですけど」
「むむ、リアン、ちょっとこい、俺の魔法を受けたいのか」
「やめろボーデン、リアンは俺達の仲間だ。敵はロメーロだろう」
「わかった」
ボーデンはクランクに言われて自分を抑えた。
リアンが言ったのにムカっときたのだったが、大賢者らしらぬ知性もなかった。
この部屋を閉鎖する気だったけど俺が討伐するなら、閉鎖は不要だ。
リアンはそれを言っただけだった。
「とにかくここから出ろ。これは命令だ。ロメーロ」
「命令は聞けないな。俺は依頼を受けて来た。ドラゴンは俺が討伐する」
すでにドラゴンは攻撃態勢に入っていて、魔法を放ってきた。
ガアアアアアアア!
「オリオン、魔法です、逃げて!」
「なんだと、ぎゃああああああああ!」
「オリオン!!」
「あああ、だから俺が倒すからオリオン達は下がってくれって」
オリオンが魔法を受けた。
強烈な魔法。
雷の魔法だろうか、光に撃たれて焦げているオリオン。
危険なのはわかったから、鑑定したい。
名前 サンダードラゴン
レベル 747
体力 5389
魔力 5193
攻撃力 5882
防御力 5434
素早さ 4111
スキル
魔法
雷竜
レベルは747だった。
最近のサハギドンと同じくらいのレベルだな。
オリオンたちでは無理だ。
雷の魔法は雷竜だった。
今ので死んでもおかしくはなかったが、オリオンは息はしている。
「うううううう」
「おい、ロメーロ。お前が口出しするからオリオンが攻撃を受けたのだ。出ていけよ」
俺が討伐するのをなぜここまで止めるのだろうか。
まるでドラゴンが討伐されるのが困る言い方に聞こえるな。
ドラゴンが討伐されて何か問題があるのか。
あるはずないけど。
「なぜ出ていくのよ。ロメーロが討伐するっていってるでしょ」
「良いから出ていけ! 邪魔なんだよ!」
クランクが意地でも俺を戦わせない。
俺の前に立って戦わせないつもりだった。
変な態度だった。
「ロメーロ様を戦わせないようです。これでは戦えませんけど、どうするの?」
「困ったよな。なんで俺が戦うのが嫌なのかだ。そこが全くわからない」
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