『253』
『253』
「どうしたクランク、いたのか?」
「サハギンを発見したぜ、だがよ、サハギンだけじゃないが」
「サハギン以外にもいるのか?」
「水中に影がある。サハギンとは違う魔物だ。オリオンとボーデンは下がれ!」
クランクが警戒する。
オリオンとボーデンは後方に下がった。
何か水中にいるのをクランクが発見したのだった。
その後に影が動いた。
「ケケケケ、お前らはなんでここまで来た?」
「残党を全滅させるからだ」
「ケケケケ、バカだな」
「バカ? 水中に仲間がいるのか?」
クランクがサハギンに言っているのが聞こえる。
「いるさ。もうお前らは終わりだ。水中では我らにいは勝てない。サハギドン様、お姿を」
「サハギドン? まさか?」
クランクは警戒して下がった。
サハギドンと俺にも聞こえた。
「おい、クランク!」
「下がれオリオン! サハギドンがいる!」
クランクが警告すると同時にサハギンが姿を出す。
水中から飛び出した。
姿はサハギンよりも大きい。
巨大であった。
半魚人のサハギンがさらに巨大化した感じだ。
こいつがサハギンのボスっぽい。
「サハギドン! 確かこいつはAランク級の魔物だったが!」
「あああああああ!」
「クランクがあああ!」
いきなりクランクが攻撃された。
サハギドンによる先制攻撃だった。
クランクは防御したが、サハギドンの攻撃力がはるかに上回る。
こいつはヤバい感じの魔物だな。
鑑定しておいたほうがいいな。
神眼鑑定する。
ー--------------
『器用貧乏』のぞき見 Fランク
↓
『器用富豪』神眼鑑定 SSSランク
ー--------------
名前 サハギドン
レベル 733
体力 5560
魔力 5778
攻撃力 4785
防御力 5444
素早さ 5622
スキル
激流
魔法
サハギドンの魔石 × 1
サハギドンのウロコ × 1
おっとこいつは強いな。
レベルは733ある。
そこらの魔物ではなかった。
魔力の量から強いとは思った。
レベルが733あるならAランク級の魔物と言っていい。
とてもクランクが防御できる攻撃ではない。
攻撃力は4000以上あるからだ。
よく死ななかったな。
そこは最強の盾と自分で言っているだけはある。
防御力だけは高い。
ただイフリートスやグリフォンほどではないか。
本当にブックマーク、応援ありがとうございます!!
「面白い」と思っていただけたなら
ブックマーク登録と広告下にある【☆☆☆☆☆】に応援ポイントをお願いします!!




