表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

241/600

『244』

『244』



「仲間じゃないわよ。勘違いしないで」


 リアンははっきりとクランクに。

 クランクはリアンを仲間だと思っている。

 でもリアンは反抗する感じで言い返す。


「いいだろ、一緒にダンジョンにも行った。苦しいい戦闘を一緒にしてきた仲間だろう。ロメーロに騙されてるんだ。早く回復魔法を頼む」


「でもね」


「してあげたらいい。ケガはしているからな」


「わかったわ」


 悩んでいるリアンに俺が回復魔法をするように言った。

 別にそれくらいなら良いと思った。

 リアンが嫌なら構わないが、回復魔法をした。

 オリオンとクランクとボーデンを治癒した。

 回復したクランクはリアンにお礼をする。


「ありがたいリアン。また破滅の団でも治癒してくれ。オリオンとボーデンも待っている」


「今回だけですから」


「助かるぜリアン」


 オリオンもお礼をするけどリアンは無視した。






 王都に帰った。

 オリオンの指示であった。

 俺はもっと調査がいるかと思ったけど、オリオンは早く帰りたいと言うので、仕方なかった。

 なぜかというと、ギルドに破滅の団が達成したと伝えたいからだろう。

 最近は依頼に失敗しているらしいから、成功したと言いたいのがあった。

 王都ギルドに。

 入るとオリオンはまっすぐに受付嬢の前に行った。

 ボーデンやハニーも並ぶ。

 俺はその後に行くと、


「あら、オリオン。依頼はどうなったのかな。川の水質が変ですので、水の調査をお願いしました件です」


「その依頼なら、たった今達成したところだ」


「本当ですか。それは素晴らしいです。詳しい話を聞きたいです」


 オリオンは自信満々に語った。

 もう全部自分が達成したかのように話す。

 受付嬢はというと依頼達成は嬉しいわけで笑顔になった。


「川に行き進んでいくと、魔物がいた。魔物はサハギンだった」


「サハギン! 確か水性の魔物です。それでサハギンは?」


「討伐したさ。俺達の破滅の団がな」


 オリオンはかなり捻じ曲げて話す。

 討伐は全部自分たちのものとして話した。

 オリオンっぽいな。

 俺の方に視線送ってきた。

 まるで俺に黙っていろと言わんばかりに。


「ちょっとオリオン!」


 リアンがさすがに黙ってなかった。

 俺は口出しはしなかったが、リアンは黙っていない。


「リアンどうした。間違ってないよな。サハギン35匹はすべて破滅の団が討伐したんだ」


「ううう」


 リアンはオリオンの決めつけに黙ってしまった。

 どちらかというと、リアンはあきれてしまった感じだった。

 これ以上議論しても時間の無駄だと思ったのだ。

本当にブックマーク、応援ありがとうございます!!


「面白い」と思っていただけたなら


ブックマーク登録と広告下にある【☆☆☆☆☆】に応援ポイントをお願いします!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ