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『209』

『209』


 話はアスカと俺が結婚するとなっていったので、その話はいったんは終わらせた。

 そして本題であるダークエルフとの間にあった争いが終わった件をする。

 和解する話が本題であり、俺なんてどうでもいいのだ。

 国王から話してくれた。


「エルフとダークエルフの和解を記念して、今日は祝杯する。アスカとロメーロ、リアンも出席しなさい」


「はい、出席します」


「俺も出席します」


「祝杯は城の料理人によって豪華な料理がふるまわれる。楽しみにしていなさい」


 国王はダークエルフとの和解を祝杯するといい俺とリアンも誘われたので、快く受けた。

 記念すべき日になるといい。

 




 それから準備をして、祝杯の食事会が開催された。

 城の外と中で行われた。

 エルフ国の王都の町にはエルフとダークエルフが集まる。

 料理も振るまわれるそうだ。

 祝杯の食事会なので、豪華な料理がでるとのことで、期待したい。

 きっと美味しい料理が出る。


「料理も出るそうです。エルフの料理ですから、ロメーロ様とリアンも食べましょう」


「エルフの料理だ、楽しみだ」


「普段では食べれないような貴重な魔物の肉を使っての料理でしょう」


「楽しみね。でもダークエルフだけでも3000人もいた。エルフはもっと多くいる。料理を作るのも大変」


「大変だろうな。急に作れるのかな。料理は時間がかかる。どうするのだ?」


「エルフの城に専属料理人がいますから、料理人が作ります。ただ今回は見たことない規模の人数になるので、料理が間に合うかどうか私も微妙です」


 俺がダークエルフを連れてくるのは国王側はいっさい知らなかった。

 よって料理人達は全くの予定外なわけで、いきなり大量に料理を作る。

 それも何千人もの料理をだ。

 常識的に考えても不可能に近いが、料理人は国王には逆らえない。

 国王がやると決めたら、やるしかない。


「私も手伝おうかしら」


「リアンも伝えるならお願いします。私もします。ロメーロ様が食べる料理です。私も作りますよ!」


「それは楽しみだな」


 アスカとリアンも料理を手伝うそうだ。

 沢山の料理を速く作るので、間に合うかわからないとのこと。



 そこでアスカと一緒に城にある料理場に行った。

 広いな。

 それが第一印象だ。

 こんなに料理場は広いのか。

 

「広いな」


「そして料理人がいっぱいいる」


「当然です、城には国王だけでなくて、国王の護衛兵も大勢います。彼らの食事も作る。それに掃除をしたりする人もいます。だから料理を食べる人は大勢いるので、料理人もそれだけ多いのよ」


「さすが王都の城だけあるな」


 城には祝杯の料理を作るための材料も豊富にある。

 国王も食べるので一流の料理人が揃っているのだ。

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