『178話 アスカ視点』
『178話 アスカ視点』
敵のグリフォンは強力だ、なんて恐ろしい魔物だこと。
ロメーロが居なかったら、確実にダークエルフは全滅してるとアスカは痛感した。
今までダークエルフにグレムリンを変装させていた。
ダークエルフを全滅させなかったのは、きっとエルフと戦わせるためだわね。
お互いに戦わせることで自分は何もしなくていいし楽である。
勝手にお互いに同じエルフで戦い合い、自滅させたら、後は支配も楽。
あれ、この人は誰だろう?
いきなり現れてきた女性で、しかもとてもつなく可愛い!
それにロメーロ様に近づいていって、会話しています、なんなの!
ロメーロ様の何なのよ、あなたは誰なのとアスカは疑う。
大神官リアンとなのったのは、びっくりした。
アスカからしたら、まさかあの大神官とは思わなかったし、ここに何をしにきたのかと思う。
ロ話を聞くとロメーロの仲間になるとかで、一緒に戦うらしい。
勇者パーティーを離脱してきたのだと聞くとアスカはそれで知り合いなのだとわかる。
なにゆえに、勇者から離脱する暴挙にでたのか、アスカにはわからないけど、敵ではない。
だけど可愛いので不安にもなった。
勇者パーティーから出てきたからにはロメーロを奪いに来たのかと考えてしまう。
ロメーロと神官の二人がどんな関係なのかも気になった。




