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『164話 ダークエルフ村42』

『164話 ダークエルフ村42』



「ダークエルフの騎士よ、風魔法のカマイタチを受けな、そして地面にひれ伏せ!」


「あれれれれれ、カマイタチなんて、痛くないな? さっきのカマイタチは凄く痛かったが」


「本当だ、痛くもないし、傷もない。カマイタチなんて怖くない、グレムリンを叩け!」


「ななななななな、なぜ効かないのだ。カマイタチが弾かれる」


 騎士たちに魔法防御力を上昇させておいたから、カマイタチ魔法を防いでいたので、騎士達のケガはなかった。


 しかもカマイタチの力は肩を痛めているから減少しているので、ケガさせることはなかった。


「カマイタチが効かぬなら、これは防げまい、獅子の爪」


「うわあああああ、来るぞ、グリフォンの爪だあああああああ!」


「盾を構えろおおおおお!」


「あああっ、盾で防げました!」


「本当だ、盾で防げたぞ!」


 強靭な爪の攻撃も盾で防御していた。

 通常なら絶対ぬあり得ない光景。

 ぐりイフリートスやグールマスターとならぶクラスの魔物だ。

 その一撃は凄まじい。

 オークキングにいたってはAランク冒険者をあっさりと殺したのだったことからもわかる。

 俺の器用富豪スキルにより防御力を一時的に上昇させた。

 人数が多いから、短時間しか無理だが、グリフォンとの戦いには有効だ。


「今のは奇跡か、神のスキルか?」


「どうして、なにが起きた。神の奇跡か?」


 ダークエルフの騎士らは、いったいなにが起きたのか理解できずに混ている風。

 当然か、魔王の直属の魔物の攻撃ん受けたら、即死する。

 俺のスキルの恩恵なしには即死していた。

 戦いの場に神が降りたと思ってもおかしくない。

 それは俺の器用富豪スキルは、神が与えたスキルであるから、あながち間違いないでもないか。

 ダークエルフに神の話をしてもよけいに混乱する。

 神と会話をしていた話はしないでおくのがいい。


「神の行いではないです。それはロメーロのスキルです」


 チークが戦っている騎士に向かって説明し、俺の器用富豪スキルだと話した。

 チークは俺のスキルを理解してくれていた。

 

「ロメーロ? ああ、チークと一緒にいる人族だろ。確か勇者オリオンのパーティーにいたってな。それじぁロメーロが助けてくれたのだな!」

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