第13話 ~アムステルダムと身体言語~
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「大丈夫ですか?
急に泣き出して倒れられたので心配しました」
シンシアが心配そうに覗きこむ
( ゜д゜)ハッ!
なんて妄想を!
あまりの自分の不甲斐なさに気を失ってたよ
危ないあぶない
倒れている間に
シンシアが膝を貸してくれていたようだ
人は人、自分は自分
マイペースで行けばいいんだよ
みんな違ってみんな良い
って山口のエライ人が言ってたし。
ふー
やっと落ち着いてきたわ
そうこうしてる間にもう着いた。
ロンドン→アムステルダムは近いからね
【ネーデルラント アムステルダム】
桟橋に岸壁係留し
無事寄港できた。
ネーデルラント(オランダ)に到着♪
アムステルダムは灌漑政策によって海を埋め立てた為に
土地が低く水路が多い。
いまここは独立に向けてキナ臭く
イスパニアと険悪関係だそうだ。
面倒事は勘弁願いたいので
早く情報を仕入れ立ち去りたい
船に留守番を残し、
早速港前にある酒場に入り
目的の酒場娘を探す。
マスターに呼んでもらい
「私に何の用かしら?」
奥からエールを持った
丈の短いエプロンドレスの
妖艶な女性が話しかけてきた。
オランダ語が話せない俺は
この腹を使って身体言語を発動だ
「ロンドンの酒場娘から聴いたんだ、
アトラントスに関する情報を教えて欲しい」
行くぜ、ふぉぉぉ~!!!!!
ぶるるるるるるぶるるるるるる((((゜Д゜)))
身体言語が成功しました!
「タダじゃ教えれないねぇ」
ふぉぉぉぉぉぉぉぉ~!!!!!((((゜Д゜)))
ぶるるるるるるぶるるるるるるぶるるるるるるん!
身体言語が成功しました!
しょうがない、必要経費だ
金貨を1枚酒場娘に握らせる
ニギニギ
さらに口説きスキル発動!
ニギニギニギニギ
「毎度あり。あら、あんた意外と良い男じゃない!
ありがとよ♪」
酒場娘は嬉しそうに金貨を懐に大事にしまう。
口説きスキルが成功しました!
金貨1枚でチョロイw
身体言語~
ふぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ……
m(。≧Д≦。)m
ダーノのMPは枯渇した!
身体言語は失敗しました
……シンシア、すまん。
後は通訳頼んだw
「アトラントスは
今までちっとも情報が無かったんだけど
なにかあったのか二週間前から急に
冒険者ギルドに情報が入ったみたいよ」
ごめん、
それたぶん私のフラグ立てのせいだわw
「冒険者ギルドに行って
アトラントス連続クエストを探してみな」
エールを飲み干し冒険者ギルドに向かう。
パブを出て南へ10分
冒険者ギルドにいくと確かに
【クソッカスの探索】
(アトラントス連続クエスト)
クエストボードに張り出されていた。
前提は考古学/視認/宗教学/ギリシャ語
依頼主は
オックスフォード大学の教授か。
依頼をうけて、
まずはロンドンの
大学教授に内容を聴きに戻ろう。
食料や水はドミンゴが補強してくれていた。
よし、ロンドンに戻ろう。
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