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クラリオンの息吹  作者: 蒼原悠
終楽章 音楽の冗談は別れの前に
209/231

E.198 お掃除組の絆 【後編】

 




 最後に清掃を行ったのは、木管セクションがパート練習に使用している教室だった。

 間に三つほどの教室を隔てているので、音楽室の喧騒はずいぶん遠くなり、夕焼け色の教室にはいたずらに静寂が()かれている。いくら里緒が汚れを雑巾で拭っても、舞香がほこりを払っても、舞い降りた静寂は決して拭い払えなかった。


「……うん、よし。おおむねキレイにできたね」


 隊列をなして並ぶ机を見渡しながら、晴れやかな声で香織が言った。

 ほんの二ヶ月前まで、その台詞は美化係の任務完了を意味する定型文句だった。得も言われぬ熱が喉を込み上げて目尻まで抜けかけたが、舞香はそれらを一口に噛み殺して「終わりですね」と応じた。

 見慣れた教室だ。ここにいる三人は全員が木管セクションの人間なので、この教室は音楽室に次ぐ第二の根城でもあった。舞香と里緒にとってはこれからも根城であり続ける。けれども香織にとっては、そうではない。


「覚えてる?」


 壁にもたれた香織が、柔らかに口を丸くした。


「一年前、ここでお掃除組のデビューを飾ったんだよ。あの日は確か、お菓子パーティーを派手にやってたおかげで、菊乃ちゃんたちの散らかしたお菓子の包装があちこちに転がってたっけ」

「そういえばそうでした」


 里緒が曖昧に笑う。菊乃たちの散らかし癖は今も変わっていないので、管弦楽部が学校のお叱りを受けないためにも、お掃除組の果たすべき役割は相変わらず重要だ。


「この一年、大忙しだったよね。お菓子パーティーの後始末も、壮行会や打ち上げの後片付けもみんな私たちが担ったし、合宿の花火大会後のゴミ集めまで引き受けた。ありとあらゆる活動の終わりに、私たちの出番があった」


 ひとつ、ひとつ、指を折って香織は思い出を数え上げる。その目は細く引かれ、漆色の瞳にはしっとりと愛おしげな光が宿っていた。


「この一年間、三人で色んな仕事に励みながら、私なりに二人のことをずっと見てきたつもりなの。舞香ちゃんも、里緒ちゃんも、たった一年でできることも広がって責任も重くなって、その分だけ人間として一回りも二回りも大きくなったよね。そろそろ自覚も芽生えてる頃じゃないかと思うけど」

「……そんなこと、ないですよ」


 無意識の謙遜が口を転がり落ちて、舞香は思わず唇を押さえた。いったい何が起きたのか自分にも分からなかった。卑下だなんて舞香らしくもない。

 すべて見越したように、香織は首を振って舞香の言葉を否定する。


「舞香ちゃんは、大半が経験者で占められてるコンクールの舞台に立って、私にも菊乃ちゃんにも引けを取らない堂々としたフルートの演奏をしてみせたでしょ。経験者の里緒ちゃんは、そのコンクールで八分間も独奏(ソロ)を吹いてみせた。五月の頃の二人に、そんな真似はとてもできなかったはずだよ。だから、胸を張ったって誰も咎めない」

「…………」

「舞香ちゃんも里緒ちゃんも、きっと今は二年生にふさわしい自覚と自信を持ってくれてる。そう確信して引退したつもりだったんだけど、やっぱり時間が経つと不安になっちゃうね。それで今日、様子を見に来たの」


 舞香は脳裏に昔の自分や里緒の姿を描いた。強情だったり弱々しかった二人の顔付きが、この一年を経て変化したのは間違いない。けれども二年生にふさわしい自覚や自信とは何だろう。それが分からない以上、香織の言葉には安易にうなずけない。

 自信のない部員の筆頭格といえば里緒である。里緒を見ると、彼女は意外にも落ち着いて香織の話に耳を傾けていた。里緒に負けているようでは話にならない。舞香も真顔を繕って、慌てて香織に目を戻した。

 不安なんか見せられない。

 笑顔でいなければならない。

 胸に宿した決意を、懸命に握り拳で固める。無理な笑顔を描いた舞香と、それから里緒を見交わして、香織は静かに尋ねた。


「──私たちがいなくなっても、二人は今までみたいに楽しくやっていける?」


 特大のハンマーの打撃のような問いかけだった。頑なに意思を貫こうとしていた舞香の心は、すさまじい質量を伴った香織の問いかけに力いっぱい殴られた。

 痛む胸を右手で押さえながら、「何言ってんですか」と舞香は頑なに笑った。渾身の、迫真の、なけなしの笑顔だった。


「この二ヶ月間、香織先輩たちがいなくてもばっちり仕事してきたんですよ。これからだってしてみせますよ」

「舞香ちゃんはさすがだな」


 香織はさらりと言ってのける。演技を見抜かれている気がして胸がざわついたが、その不穏感は瞬く間に、隣の里緒が発した脆い声の響きに上書きされて失われた。


「……私は、」


 里緒はそこで言葉を詰まらせた。二度ほど、喉に痰を絡めたように顔をしかめた里緒は、唇を噛んで香織を見上げた。

 あまりに見慣れた自己不信の顔がそこにあった。

 彼女が外面を偽っていたのに舞香はようやく気づいた。()()()里緒は、とても落ち着いてなどいなかったのだ。


「私は、怖いです。この一年、確かにできることは増えて、精神的にもちょっとだけ強くなれました。自信も少しは持てるようになりました。だけど……私にはまだ、先輩みたいに人の上に立てる自信は持てないです。まして、頼れる人たちが半分も減った状態で、今までみたいにやっていけるなんて……」


 かすれた声が舞香の耳をうがった。一打、一打、心臓の音が高まって、舞香の正気は今にも狂いそうだった。

 自分の音や技量に対して持つ自信と、先行きの見えない将来不安に耐えられる自信はまったく別物で、前者だけを持っていたところでどうにもならない。そう、里緒は訴えたいのだ。舞香が口蓋の裏に隠して封殺しようとした本音は、片っ端から里緒の口によって香織に届けられてしまった。

 香織は言葉を返さなかった。

 またも唇を噛み、里緒はうなだれる。その目尻に一瞬ばかり輝いた夕陽色の輝きが、すでにひびの入っていた舞香の胸にとどめの鉄槌を振り下ろした。耐える努力も虚しく、心の砕ける音が鮮やかに響いて、今度も激しい痛みが舞香を襲った。

 里緒は、ずるい。

 臆病で泣き虫な里緒だからこそ、こんな弱音を吐いても許容される。

 舞香には言えない。言ってはならないことだと思って必死に封印の鎖をかけ、閉じ込めてきたのだ。素直に明かしていいなら初めから明かしていた。それなのに、せっかくの我慢は里緒のせいで台無しになった。


(わたしはあんなに我慢してたのに……!)


 弾けた思いで目頭が熱くなる。痛みを忍びながら必死に叫んだ舞香は、その瞬間、心を縛っていた枷が砕けて失われているのに気づいた。

 すぐさま、ほこりのたまったちり取りを投げ出し、香織に向かって床を蹴った。ほんの一時ばかり顔を引きつらせた香織の胸に、そのままの勢いで舞香は飛びかかり、しがみついた。


「嫌!」


 全身全霊の発した絶叫が香織を叩きのめす。なおも勢いは止まず、舞香は無我夢中で叫んだ。


「嫌です! 卒業なんてありえない! ずっとここにいてください香織先輩っ!」

「ま、舞香ちゃん──」

「わたしも高松さんも未熟なまんまです! 大人になんかなれてないし、放り出されたら生きていけない……! 香織先輩はわたしたちのこと、こんな状態のまま放り出していくんですか? 二度と戻ってきてくれないのに!? そんなのわたしは嫌だ! 誰が何と言おうと嫌ですっ!」


 香織の狼狽になど気を払えず、言葉の思い付くままに舞香は喚いた。涙が目尻を伝って落ち、ほこり一つ(まと)っていなかった香織の制服を濡らしてゆく。そうだ、そのまま全部わたしの心で濡れてしまえ──。やわらかな胸に顔を押し付け、牙を立てる勢いで呪いをかけた。


「ぅ……っく……うぅっ……」


 耐えきれなくなったのだろう。背後で里緒が嗚咽を漏らし始めた。音楽室と同じくらい長い時間を過ごしてきた、愛してやまない木管セクションの教室に、二人ぶんの泣き声が累々と流れ込んで響き渡った。

 明日からの日々を迎えるのが怖い。

 足がすくんで動かない。

 自分のやりたいこと、できることが分からない。菊乃たち上級生をどこまで信じ、頼ることができるのか、それさえも分からない。こんな有様で、香織たちのいない未来なんか描けるわけがない。

 考えれば考えるほどに、舞香の行く手は真っ暗だ──。


「一生のお願いですっ……。行かないでよ、香織先輩……っ!」


 顔をぐちゃぐちゃにしながら舞香は叫んだ。迷惑をかけないつもりでいた当初の決意など、もはやすっかり形無(かたな)しだった。

 すると、黙っていた香織が不意に左手を持ち上げた。ひらりと広げられた美しい造形の指は、離れたところで泣きじゃくっていた里緒を手招きで引き寄せた。


「……おいで、里緒ちゃん」


 よろよろと里緒がこちらに向かってくる。胸の前に並んだ二人の一年生を、香織はまとめて両腕で抱きしめた。息が詰まって、温もりが詰まって、溺れかけた舞香は浅い呼吸をした。吸気や呼気にさえも香織の匂いが満ちていた。


「嬉しい」


 固く二人を抱きしめたまま、耳元で香織はつぶやいた。

 『寂しい』でも『そんなことはできない』でもなかった。予想外の台詞に舞香は目を丸くした。


「こんなに……こんなに後輩に別れを惜しまれる日が来るだなんて、私、思ってもいなかった。せいぜい優しくすることしかできない、慕ってなんかもらえないって、一年前は諦めてさえいたのにな……」

「そ、そんなわけないじゃないですか……っ」


 夢中で否定を試みたが、香織は「本当だよ」と悲しげな一笑に付した。


「考えてみてよ。私の一年下の後輩、菊乃ちゃんでしょ。経験者で、とびきり上手くて、しかもカリスマ性の抜群な後輩がいたんだよ。自信なんてあっという間に消え失せた。きっと私は優秀な後輩たちの影でささやかに部活人生を終えるんだって、私、真剣に諦めようとしてたところだったんだから……」


 終わりの方は声が湿り気を帯びて、誤魔化すように香織はますます強く腕に力を込めた。抗うことを許されない温もりのなかで、舞香は数秒遅れで香織の真意を汲み取った。

 香織は、自分も同じだったと伝えたいのだろう。

 香織は高校から楽器を始めた生徒だ。堂々と先輩を演じられる自信がなく、未来に無言の失望を抱いていた香織にとって、自分を心から慕ってくれる舞香と里緒は偶然に現れた救世主だった。未来は思ったほど悪くはならないのかもしれない、だから悲観をもって未来を迎える必要はない。一年間の活動を通じて辿り着いたその真実を、香織は自らの経験とともに託そうとしてくれている。


「舞香ちゃんも、里緒ちゃんも、私が見込んだ立派な子だよ。だから、絶対に大丈夫」


 わずかに声を震わせながら香織は言い切った。つい、甘えたがりの欲が膨らんで、「でも」と舞香は涙ながらに食い下がった。


「本当に……本当に信じてもいいんですか。それこそ未来に何が起きるかなんて分からない、管弦楽部だって気づいたらなくなってるかもしれない……。菊乃先輩のこともまだ、どこまで部長として信頼できるのか分からないし……っ」

「その不安を誰よりも感じているのは、きっと菊乃ちゃんだと思う」


 正論としか言いようのない指摘を食らい、舞香は二の句を継げなくなった。


「菊乃ちゃんは今頃きっと、誰よりも重いプレッシャーの中でもがいてる。二人には菊乃ちゃんを支えてあげられる後輩でいてほしいな。それができさえすれば、余裕を取り戻したあの子は本領を十分に発揮して、この部を力強く引っ張っていってくれる」


 (まろ)やかな声色で説得を試みながら、香織は二人の背中をそっと撫でてくれる。包容力の大きな身体の向こうに、フルートを握りしめながら決意をこぼす菊乃の姿がちらついた。

 菊乃だって完全無欠の人間ではない。追い詰められた時、絶望した時、夢が叶って肩の荷が下りた時、幾度も彼女は涙とともに弱さを見せてきた。もしかすると、香織は今まで無自覚のうちに菊乃のことも精神的に支えていたのではないか──。そう舞香が思い当たるのに時間は要らなかったが、当の香織にその自覚は少しもないようだった。


「菊乃ちゃんは、あのはじめにさえ名指しの支持を受けて部長に決まった子だよ。私よりは信じられるでしょ?」


 自虐めいた冗談で背中を一押しした香織は、「ね」と最後の一言を傍らに置いて、ひときわ強く舞香や里緒を抱き寄せた。しゃくり上げた里緒が、香織の肩に目元を押し付ける。舞香も黙って真似をして、次にかけられるであろう言葉の衝撃を少しでも和らげたいと願った。

 だが、結局、叶わなかった。


「私の大事な後輩でいてくれてありがとう」


 耳元で香織が囁いた。一気に涙があふれて、もはやまともに返事を返すこともままならなかった。

 香織の引退は止められなかった。そして今、引き留めも虚しく、香織はこの学校を卒業してゆく。悲痛な運命は決して揺らぎはしない。

 舞香たちにできるたったひとつのことは、香織が最後の時間を掛けて伝えようとしてくれた言葉や願いを、真正面から受け入れて未来につなげることなのだろうと思った。

 前を向いて、明日を生きよう。

 一年後の自分が何者かになれているのを夢見て、楽器に向き合おう。

 四月を迎えて新入生が仲間になった時、彼ら彼女らを笑顔で支えられる先輩になろう。


(香織先輩に誇れる管弦楽部を作ってみせる。胸を張って目の前に立てる二年生になってみせる。……それが、わたしの役目なんだ)


 染み入った願いは炎に換わって、初春の風に吹かれて冷えきった舞香の身体にエネルギーを充填させてゆく。それでもやっぱり香織の温もりは愛しくて、失いたくなくて、まだ少しだけ触れていたくて、舞香は(すす)り泣きながら香織にしがみついた。里緒も、香織も、同じことをしていたように思う。




 音楽室に戻ると、勢揃いした管弦楽部の仲間たちはニヤニヤと不気味な笑顔でお掃除組を出迎えた。香織に交代したと恵から報告され、何が起きているのかを(おおむ)ね察知していたらしい。


「ずいぶん泣き腫らして戻ってきたねー。よしよし、泣いてる顔も可愛いぞ」


 やけにご機嫌に菊乃が頭を撫でてきたので、「大きなお世話です!」と舞香は拒絶した。誰のせいで不安を覚えていたと思っているのだろう。やっぱり舞香はまだ、菊乃の部長適格を信じきれない。

 凝り固まった意地もいつかはほどけてくれるだろう。その間に、わたしはわたしの理想を目指そう──。そう前向きに考えられるようになっただけでも、香織の前で大泣きした甲斐があるというものだった。

 その香織からは、去り際に一枚の手紙を渡された。家に帰って開封すると、美化係での思い出と感謝が数枚の便箋に分けて書き込まれていた。内容の大半は、面と向かって香織に聞かされた話と重複していた。どうやら、香織は口頭で話をできなかった場合に備えて、この手紙を用意していたらしい。遅刻の原因になった()()()とはこのことだったのだ。

 手紙にはさらに衝撃の事実が記されていた。舞香が衣装係に任命されたのは、仕事の少なさを逆手にとって後輩の面倒を見る担当になってほしかったからだった、というのである。


【衣装係は仕事上、部員ひとりひとりの個性に丁寧に向き合って、それぞれに適した衣装を考えることが求められます。好奇心旺盛な舞香ちゃんは、きっと仕事の過程で新入生の子たちとも積極的に絡んでいって、誰よりも面倒見のいい先輩になれると思います。私たち三年生が舞香ちゃんに期待しているのは、去年の菊乃ちゃんのように一年生指導の中心を担う存在になることです。はじめも、洸くんも、全会一致で『舞香ちゃんになら任せられる』と言っていました】


 香織の字は一つ一つ丁寧で、文字を追うごとに彼女の声が嫌でも脳裏に再生された。こんなにも自分のことを細密に見てくれていたのだと今更になって気づかされたが、お礼を言いたくても、香織はもう、あの部室には二度と現れてくれない。切なさに涙が込み上げて、ひとりぼっちの勉強机に突っ伏した。塩辛い味が舌に染みた。

 それから思い出して、ともに手紙を渡されていた里緒にメッセージを飛ばしてみた。内容に多少の差はあったものの、里緒も同じようなものを受け取っていたようだ。


【泣いちゃってお父さんに驚かれたよ】


 里緒の反応も実に可愛いものだった。同じ境涯の仲間がいることに安堵すると、今度は妙に可笑しさが込み上げてきて、意味の分からないスタンプを五個ほど乱雑に送りつけた。里緒も真似をして奇天烈なスタンプを送り返してきた。くす、と口元に笑みがこぼれた瞬間、舞香は香織が手紙に込めたもうひとつの大切な役割を、ようやく初めて理解した。




 こんなことを言えば香織は否定するだろう。

 それでもやっぱり舞香は心の底から言えるのだ。

 ──自分と里緒にとって長浜香織とは、とてつもなく偉大で、素敵で、心から尊敬の念を捧げられる、世界でいちばん大好きな先輩だった。









197~198話のゲストは白石舞香、長浜香織の2名でした!


▶▶▶次回 『E.199 もうひとつのコンクール』

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