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家出、そして放浪  作者: 山本好史
プロローグ
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プロローグ

 僕は虐待を受けていた。家で。虐待をされていたって気付いたのは小学校に入った時からだった。その時まで気付かなかった――それが普通だったから。両親は僕が虐待をされていることに気付いた事に気付くと、虐待をエスカレートさせた。僕は耐えられなくなった。

 家出を構想し始めたのは小学校一年が終わる頃だった。その頃から熱心に貯金をした。

 そして貯金は中学三年卒業間近に、五十万円に達した。卒業式の二日前、準備を始めた。大きなバッグにはお金と寝袋と一日目の食事を入れた。前日、不備がないか再確認した。そして、大きな荷物を駅の荷物置き場に預けたうえで、卒業式に出席した。

 卒業式の日、僕は家に帰らなかった。(・・・・・・・)校門をでたら駅を目指して一直線に走り、駅で着替え、切符を買った。そして目指した・・・


東京駅を

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