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魔法使いのいる街  作者: 水瀬 瑞希
第一章 DAY BEFORE
20/51

第二十話 手を組んだ二人

 俺が目を覚ましたのは、翌日のお昼過ぎ。

 ばらばらになったと思った俺の体は、一応五体満足に残っていた。

 辺りを確認すると、見たことのある場所。どうやら雪城邸の客室のようだ。


「先輩っ!」


 急に詩子の顔が目の前に現れた。

 その後ろから、玲菜も顔を覗かせている。そのさらに後ろにはメルが見えた。


「目が覚めたようね……よかったわ」

「俺……生きているんだな……」

「メルに感謝しなさい。彼女の力がなかったら助からなかったわよ」


 俺がメルに眼を向けるとメルが深々と頭を下げた。

 いやいや、頭を下げたいのは俺の方だ。俺も慌てて体を起こし、頭を下げる。

 すると、体中に鈍い痛みが走った。まだ完全とは言いづらい。

 だが、あんな状況だったんだ、生きているだけ奇跡だろう。


「それと、ソードにもね。直撃を免れたのはソードのおかげなんだから」


 テーブルの上に無造作に置かれているソードに目を向ける。

 特に大きな損傷は見えない。


「ソード、どうなったんだ?」

「内部の魔力を派手に損失したわ。おそらく数日は縮小さえも出来ないでしょうね。ちなみに話しかけても無駄よ。魔力の充電中……寝ているわ」

「そうか……」


 俺の考えなしの行動で色々と周りに迷惑をかけてしまったようだ。

 落ち込んでいると、ふいに体に重みが加わる。


「先輩っ! 先輩っ!」


 突然、詩子が抱きついてきた。

 フルーツ系のさわやかな、いい匂いが舞う。

 玲菜がムッとした顔をして、詩子の頭を掴み、引きはがそうと必死だ。


「だからっ! 抱きつくのは反則だって言ってるでしょ!」

「な、なんですか! 自分も抱きつきたいなら、すればいいじゃないですか! ……まあ、させませんけどね」


 詩子はますます俺にきつく抱きつく。胸が当たる……いろいろとまずい。


「い、いい加減にしなさい!」


 玲菜がぶち切れ気味に詩子を睨む。詩子はそっぽを向いた。

 やれやれと肩を竦めながら、昨日のコトを思いだす。


「詩子、相澤に俺がここに泊まったって情報を流したのはお前だな? アイツを攫ったのも……お前か?」

「え? 私は情報を流しただけです。速攻で負けるような人をわざわざ攫うほど、暇じゃありませんよ。というか、私が攫うのは先輩だけですから!」

「俺だけって言われても、嬉しくないからな?」


 すでに詩子の興味は相澤から外れている。詩子は本当に関係ないようだ。

 では、誰が相澤を攫ったというのだろうか。

 考え込んでいると、玲菜が立ち上がる。


「それだけ動けるなら、大丈夫よね……出かけるわよ」


 あまりにも唐突な言葉。どこへと尋ねると、学校と返事をされた。

 時計は現在、十五時。今から学校に行くと確実に放課後。


「な、まさか……もうすぐ放課後だぞ?」

「それがなに? 放課後から登校するわよ!」

「本気かよ!」


 教師に見つかったら一発で呼び出しされそうな荒技をするようだ。俺には真似できないことを平然とやってくれる。が、憧れない、しびれない。


「見つかったら、病気治ったから来ましたって言えばいいのよ」

「それが通じるのは、学年トップで生徒会長のお前だけだ!」

「だったら日頃の行いが悪いことを恨むのね。行きましょう!」


 そう言って、笑った玲菜。何となくテンションが高い。

 それに少しだけ眼が赤いような気がする。


「もしかして、玲菜、昨日寝てないのか?」

「え? ……ど、どうして、そう思うの?」

「や、だって、眼が赤いぞ? 寝不足じゃないのか?」


 俺の言葉に玲菜はハッとして、顔を赤く染めた。

 メルがスッと俺のそばに寄ってくる。


「お二人とも泣きながら、赤羽様を連れて帰ってきたんですよ。治療も大変でしたが、お二人の泣き声の方がよほど大変でした」


 普段抑揚のないメルにしては珍しく、口角を少しあげ、楽しげだった。


「ちょ、ちょっとっ! ななな、何を言うのよ! そんなわけないでしょ!」

「そうなんですよー、いっぱい泣きました。先輩に何かあったら、私も死にますからね?」


 顔が赤いのは二人とも同じだが、玲菜はそっぽを向いて否定し、詩子は嬉しそうに肯定した。これだけ反応が真逆なのは面白い。


「ああ! も、もう、いいわ。さっさと移動するわよ!」


 玲菜は客室から出ると、扉を激しく閉めていった。

 俺たちも出るんだから、わざわざ閉めなくてもいいのに。

 

 ※ ※ ※

 

 靴置き場だけでも二畳くらいある広い玄関で、これからの予定が気になった。


「ところで学校で何をする気だ?」

「あ、言ってなかったわね。ローブのマスターに会いに行くのよ」

「……生徒会副顧問の坂上先生だよな?」


 俺の答えに玲菜は驚いた顔を見せた。


「――っ、ええ、そうだけど……春馬、アンタ知ってたの?」

「知ってたというか、さっき、いや、昨日襲われた時に気がついた」


 戸田を見に生徒会室に行ったときに、坂上は部屋の本当の状態に気づいていた。だから、片付けて帰ると言ったのだ。その時に気づいておくべきだった。


「そっちはどこからの情報だ?」

「白峰さんに教えてもらったのよ」


 詩子は『観察』の力を利用して、早々に正体を知ったらしい。

 なら、正しいだろう。俺の考えは間違っていなかった。


「私に隠し事しようと思っても、無駄ですよ」


 にっこりと微笑む詩子。

 かなり強力なストーキング能力を手に入れたようだ。

 行動には気をつけておこう。


「じゃあ、今から坂上先生に話を聞きに?」

「そういうこと」


 俺たちが外に出ようとすると、詩子も一緒についてくる。


「ちょっと待て、どうして詩子がついてくるんだ?」

「え? お手伝いでもしようかと……ダメですか?」

「ダメに決まってるだろう。危なすぎる!」


 俺の声に詩子は頬を膨らませた。

 仲間はずれにしているような気もするが、危ないところへ連れて行けない。

 俺が嫌な顔をしていると、玲菜が口を挟む。


「春馬、それについて何だけど……」


 玲菜は詩子との話を簡単に話してくれた。

 どうやら、俺をケガさせて責任を感じているから協力したいらしい。


「マスターはこのまま続けるから、いつか戦うことになるけど、他の神器を集めるまでは休戦ってことね」

「……それって詩子に危険はないのか?」


 他のマスターから、詩子が狙われそうで恐い。

 できれば、神器を手放して普通の高校生に戻って欲しかった。


「そりゃあ……ないとは言わないけど、本人たっての希望だから、私からは何も言えないわ。説得したいならアンタが勝手にやりなさい」


 肩を竦めて玲菜は呆れ顔。彼女なりに説得したようだ。

 俺が詩子に視線を投げると、にこりと微笑みを返してきた。


「心配しないでください先輩。私は大丈夫です。だって、雪城先輩よりも強いですから」

「ってこと……あと、私の方が強いわよ!」


 玲菜の突っ込みに詩子が冷笑で応えた。

 詩子は得意げな顔をしているが納得できない。


「だめだ。詩子、お前を危険に晒したくない。お前なら、遠距離からも攻撃が可能なんだろ? できれば後方から支援してくれないか?」

「……そ、そうですか……わかりました」


 詩子の返事で俺が安心していると、急に様子が変わる。

 眼から光彩が消え、髪の毛がゆらゆらと揺れ始めた。非常に不気味だ。


「もし、二人がやましいことをしたら……わかってますよね? いつでも『観察』で見ていますから……ね。隠れても無駄ですよ?」


 あっさりとローブのマスターを見つけ出した詩子には隠し事は出来ないと思った方がいいだろう。と言っても、隠すようなこともないのだが。


「だ、大丈夫。そんなことはないから……」


 俺の返事に満足したのか、詩子の表情が別人のようにパッと明るくなった。


「ですよね! 先輩を信じて大人しく待ってます!」


 『観察』で監視するのは、信じているとは言わない。

 全く信用のないまま、俺と玲菜は学校へ向かった。

 

 ※ ※ ※

 

 十六時。俺と玲菜は高校の前にいた。

 今から生徒会室へ行き、坂上先生と話をする。その内容によってはその場で戦いになるだろう。先日、返り討ちにできたとは言え、緊張が走る。


「何緊張してるのよ……昨日勝ったんだから、もっと堂々としてなさい」


 玲菜は横目に俺を見て、呆れ顔になっていた。


「……わ、わかってるけど……こんなことにあまり慣れたくはない」

「そ、なら、せめて、緊張していることが相手にバレないようにしなさいよ」

「……わ、わかった」


 襲われた場合はすぐに気持ちを切り替えられるが、自分から行くとなると気持ちの切り替えが難しい。

 俺は攻めるよりも攻められたいタイプなのだろう。


「それって、どMってこと?」

「違う! あと、思考読まないで!」


 そんな話をしているうちに俺たちは生徒会室の前にいた。

 玲菜が俺を一瞥すると、ドアを開く。

 中には戸田を含め、数人の生徒会役員と、坂上先生がいた。

 坂上先生は右手には包帯を巻いており、俺が切りつけたケガのように見える。

 というか、腕を切り落としてもくっつくようだ。魔法ってすげー。


「お、会長と赤羽……一緒にどうしたんだ? って、お前ら今日休みじゃなかったのか?」


 俺たちに気づいた戸田が話しかけてきた。

 戸田の声にまるで耳も貸さずに玲菜は、全体に声をかける。


「他の人たちは今すぐに部屋を出てもらえますか? 坂上先生と話があります」


 いきなりの玲菜の言葉に、みんな目を丸くしている。

 さすがにこの展開は誰でも焦るだろう。

 しかし、役員たちはみんな顔を見合わせると、大人しく部屋から出ていった。

 戸田は何か言いたそうだったが、玲菜の顔を見てやめた。

 明らかにできあがった顔をしている。俺も話を知らなかったら、一緒に帰りたくなるくらいに恐い。

 戸田は俺の肩をポンと叩き、出ていく。

 生徒会室が俺たちだけになると、にこやかに坂上先生が話しかけてきた。


「あらあらぁ、先生に話って何ですかぁ?」


 まるで、これからの話に思い当たる節がないかのようだ。


「先生。もう演技はやめてください。話は全て聞きました」

「……話ですかぁ? あら、何のことでしょぉ?」

「その腕の傷……昨日、赤羽君にやられたんですよね?」

「え? 違いますよ。先生、ドジだから料理しててちょっとねぇ。職員室でも笑われちゃいましたぁ」


 見事なまでの理由だ。魔力も一切感じられない。

 詩子の言葉がなければ、絶対にマスターだなんて思わなかっただろう。


「わかりました。とぼけるなら、直接攻撃に移らせていただきますね。防がないと死にますよ?」


 玲菜がそれだけ言うと、話し合いは無駄だと思ったらしく。

 いきなり魔弾を発射した。


「ちょっ!」


 俺の叫びはむなしく響く。

 坂上先生はそれを左手だけで防いでいたのだ。


「……おかしいわね。バレたはずはないのだけれど……どうしてわかったのかしら?」


 ぞくりとするような声。

 それはまさしく昨日も聞いたローブのマスターの声だ。


「バレッタのマスターを味方に引き入れたんですよ。先生のこと知ってました」

「そう。本当に……厄介な人ですね。白峰詩子さんは……」


 そんなことを言いながらも、坂上先生から余裕を感じる。

 まだなにか隠しているのかもしれない。

 俺と玲菜が構えると、坂上先生が質問を投げてきた。


「……私には戦う意思はないわ。それでも戦うと言うかしら?」

「だったら、ローブを返していただけますか?」

「ふふふ、もちろん返すわよ。文句ないわよね? ローブ」

「ふむ。マスターがそう言うのであれば、しかたあるまい」


 あっさりと坂上先生は中に着ていたローブを脱ぐと、玲菜に渡そうとする。

 しかし、玲菜の方が驚いて、受け取ろうとしない。


「……あら? 信じられない? けど、安心して。昨日、赤羽君にやられたし、ちょうどいいタイミングなのよ。遊びはおしまい」

「見破られるまでのお遊びだったって、コトですか?」


 坂上先生はにっこり微笑み、頷いた。

 怪訝な顔をしながらも、玲菜はローブを受け取ろうとする。


「では、ありがたく返してもらいますね」

「その代わりと言ってはなんだけど……私の正体にもう少しだけ気づかないふりをしておいて欲しいの。お互いのためにね」

「……どういうことですか?」

「それも聞かないで。今はまだあなたの敵じゃないわ」


 玲菜は視線を俺に投げてきた。

 意図がつかめずに決めかねていると言ったところだろう。


「……その件に関しては信じてもいいと思う。前にお前が大けがしたとき、彼女は手を出さなかった。殺す気があったのなら、その場でやっていたはずだ」

「そういうこと。できればぁ、このままでぇ~お願いしたいかなぁ」


 玲菜は少し考えて、頷く。

 それを見た坂上先生は満足げに手を振り、生徒会室を後にした。

 生徒会室に俺たちだけになると、玲菜はローブに目を向ける。


「ローブ、あなたはこれで私をマスターとして認めるのかしら?」

「ふむ。問題はないな。……だが、他のマスターと同じで、手は貸さない。それで問題ないな?」

「邪魔をしないなら問題はないわ……でも、どうして? どうして、手を貸さないわけ? マスターとして認めているんでしょ?」

「資格がないからじゃ。玲菜、お前には資格がない」


 ローブの言葉に玲菜は目をむいた。


「っ! 聖印レガリアって言いたいの?」

「そういう事じゃな」

「なによそれ! 坂上先生や白峰さん、相澤に春馬には、マスターの資格があるって言うの?」

「無論じゃ」


 玲菜は唇を強く噛み締めた。実におかしな展開になっている。

 俺はちょっとした疑問を口にする。


「ってことはなにか? 俺がローブのマスターになるって言ったら、手を貸してくれるのか?」

「ふむ。……まあ、それなら手を貸そう」


 ローブの返事を聞いた瞬間、玲菜は身を乗り出す。

 眉間には深い深いしわが刻まれていた。


「ふざけないでよ! どういうこと? どういうルールでそうなるの?」

「……それは自身で探すコトじゃ。ソードもアミュレットも、何も言っておらんのじゃろう? ならば、神器の総意じゃ」

「くっ……わかった。もういいわ!」


 玲菜は抱いていたローブを手荒につきだし、何か唱える。

 すると、その手からパッとローブが消えた。どこかにしまい込んだようだ。

 玲菜が体を小刻みに振るわせながら呟く。


「どうして……どうして……私だけマスターとして認められないの? ねえ、どうして……わからない……わからないよ……」


 言って、玲菜は体を抱きしめ膝から崩れた。

 アミュレットだけではなく、ローブにまで力を貸さないと言われて、相当ショックだったに違いない。俺にも詩子にもあるのに、玲菜にないものってなんだろう。

 俺がそばによると、玲菜が俺を見上げる。


「ねえ、春馬……あなたにはわかる?」


 玲菜の顔はほんのりと涙に濡れていた。胸が苦しくなる。

 何とか力になってやりたいが、大したコトは思いつかない。


「マスターの条件って言うのはわからないけど、この学校に神器が集まりすぎていると思う。おかしくないか?」

「……あ、言われて見ればそうね。何かしら理由があるのかしらね?」

聖印レガリアってのが、この学校にあるとか?」

「……え? ウソ……そんなことが……」


 玲菜の顔つきが急に変わった。玲菜にしてみれば、神器よりも重要なアイテムなのだろう。ぶつぶつと独り言を続ける玲菜。

 そして、不意に立ち上がる。


「でも、そうね! そうよね! 絶対にそこに理由があるに違いないわ!」


 キラキラと眼を輝かせていた。変わり身の早い奴だ。

 レガリアを手に入れれば、玲菜はマスターになれるのだ。

 期待に胸を膨らませるのは当然だろう。


「俺も手を貸すから、一緒に探そうぜ」


 そう言いながら、俺は座り込んでいる玲菜に手を差し出した。


「……あ、ありがとうっ」


 玲菜は勢いよく、俺に抱きつこうとする。よほど嬉しかったのだろう。

 しかし、その瞬間――光の矢が降ってきた。この魔法は詩子に違いない。

 玲菜はそれを巧みにかわし、また抱きつこうとするが、さらに降ってきた。

 何度か繰り返すうちに、抱きつけないと気づいたのか、玲菜が悔しそうに足踏みをする。

 抱きつかせないと詩子は言っていたが、どうやら本気らしい。恐るべし詩子。


「詩子も本気だ。とりあえず、落ち着こうぜ。生徒会室がやばい」

「だったら、春馬! あ、アンタから抱きついてきてもいいわよ? むしろ、そうするべきよ! いえ、そうしなさい!」

「は、はあ? こんな状況でよくそんなこと言えるな……」

「だって、春馬はどMだから、攻められるのがご褒美なんじゃないの?」

「さっきも言ったけど違う! 俺の性癖もねつ造しないで!」

「ふーん……そうなんだ……」


 見るからがっかりしたその態度はやめて欲しい。

 俺に何を期待しているのだ。

 玲菜は大きくため息を溢す。


「しかたない。この生徒会室も諏訪に任せて帰りましょう」


 諏訪。その名前で明日が期限の日であるコトを思いだす。

 俺と詩子のを合わせれば神器は全部で四つ。

 半分以上は回収できたコトになる。

 しかし、明日一日で残り三コを探し出すのは、不可能にしか思えなかった。


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