第4章 CD発売日の賑わい
9月21日に愛しきラバーボーイが発売された。CDショップに梅澤美織の顔の写ったジャケットのCDが並んだ。MV付きである。その日は渋谷のCDショップでイベントが開かれファンが大量に押し寄せた。夜は新橋ガード下で手売りをした。いつものファンが集まった。中西飛鳥FBI捜査官達の姿もあった。飛鳥、茉央、マークと三人でCDを買った。サイン付きだった。即売会が終わると四人で居酒屋でお祝いの飲み会をしていたら沢山のファンが来て店の中はパニックになった。収集がつかなくなり常連客を残して出て行ってもらった。飛鳥達も出ようとしたが大将が是非飲んで食べてくれと引き留めた。美織も一役かった。FBI捜査官の方々だからと言うと大将はビックリした表情で三人を見つめた。すると生ビールと焼き鳥と唐揚げとだし巻き卵とホッケ焼きが出て来た。「美織さんのCD発売を記念して乾杯しましょう!乾杯ーい!」三人はジョッキを鳴らした。美織はジュースだった。三人は生ビールで喉を潤した。「本日はお疲れ様でした。CDどれくらい売れたんですか?」飛鳥が聞いた。「渋谷のCDショップで2500枚と今ここで100枚で手売りで2600枚売りました。まあまあかな?」美織は笑顔で三人を見た。「売れたんじゃないですか?このCDが売れない時代に手売りで2600枚は出だし好調ですよ。全国で10000枚は行ったんざゃないですか?」飛鳥が美織の顔を見て優しく微笑んだ。「ストリーミングも200ダウンロードは行って欲しいと思ってます。初週1000ダウンロードいけばヒット扱いですから?」美織は三人の顔を見て笑顔で微笑んだ。「下世話な話あまりもらえないんでしょう?」茉央が聞いた。「ぶっちゃけそうですね。内訳は内緒なんですが何パーセントの世界ッスよ。だから売れないと事務所も赤字なんですよ。大変な世界ッスよ。FBI捜査官も楽じゃないですよね。生命かけてますから?」美織が言うと飛鳥がチラリと左胸の中のガンを見せた。「うわぁ!凄い本物ッスよね!」美織は驚いた表情を見せた。「うん。本物だよ。」飛鳥がニヤリと笑って美織の顔を見た。マークが生ビールのおかわりをして枝豆も頼んだ。美織のジュースもおかわりをした。茉央と飛鳥はハイボールにした。皆2杯で打ち止めにして解散した。美織は立川へ飛鳥、茉央、マークはつくばへ帰った。美織のCD発売はこの後とんでもない事になるのをこの時の四人は知る由もなかった。初週の売り上げの結果が出たのは翌週の水曜日でCDが初週50000枚.ストリーミングダウンロードが10000ダウンロードだった。海外からのアクセスもだいぶあった。




