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第15章 美ドッキリGPに出る。

翌日9時に美織のアパートのインターホンが鳴った。テレビ画面を見ると筒井さんが立っていた。「はい。」美織は返事をしてバックを持った。玄関を出ると筒井に「おはようございます。」美織は挨拶をして頭を下げた。「美織さん。おはようございます。お迎えに参りました。」筒井が美織の顔を見た。美織は鍵を閉めた。美織は筒井マネージャーの車の助手席に乗った。「美織さん。本日のスケジュールは情報番組とキッチンカーの食レポの2本撮りになります。向こうにスタイリストとメイクは行ってます。よろしくお願いします。」筒井マネージャーが言った。「筒井さん。私、食レポなんて出来ないわよ。」美織は筒井の横顔を見た。「簡単ですよ。不味くても優しい味ですねって言っておけば良いですよ。美味しかったら素直に美味しかったと言えば良いです。それと今まで食べた事のない味ですねって言って。終わりです。」筒井は秘策を伝授した。フジテレビ社屋が見えてきた。車を降りて正面玄関を入って受付で入館証を貰い首から下げた。筒井さんが受付嬢に梅澤美織の楽屋を聞いた。その階までエレベーターで上がった。部屋に入るとスタイリストの長谷川さんとメイクの佐藤さんがいた。「おはようございます。よろしくお願いします。」美織が二人の顔を見て頭を下げた。「先に洋服を替えます。」長谷川が美織の顔を見て笑顔で微笑んだ。「今日はドレスにしましょう?コンサートの衣装似合っていたからね。ドレスも行けると思って、ミュウミュウのパナマコットンドレスにします。」長谷川が美織の顔を見てニコリ笑った。長谷川は移動ハンガーからドレスを取り、美織の身体に当てて鏡を見た。「うん。悪くないわ!これで行きましょう!」長谷川は美織の服を脱がせた。美織さんの下着、しまむらでしょう?私も同じ物もってるセットアップでしょう?下着はしまむらで充分よ。」長谷川社長が美織の顔を見てニカッと笑った。「長谷川さん。今日、外で食レポもやるので上に羽織るカーディガンありますか?」美織が長谷川の顔を見て静かに微笑んだ。「あるよ。やっぱりミュミュのカーディガンこれを持っていけば?」長谷川がジップフーディカーディガンを美織に渡した。「有り難う御座います。」美織は長谷川の顔を見て頭を下げた、佐藤さんがドレッサーの前に座っていた。「美織さん。次はヘアとメイクね。洋服の色に合わせて化粧するね。」佐藤が言って30分でメイクとヘアメイクを終えた。「美織さん。今日はその衣装、着て帰って下さい。こちらの着て来たやつは袋に入れておきます。」長谷川が美織の顔を見た。準備万端、四人で話をしていたらドアをノックする音がした。「はい。」筒井マネージャーが返事をすると女性が部屋に入って来た。「私、本日のアシスタントデレクターの大越と申します。よろしくお願いします。梅澤美織さん。収録の時間が来ましたのでスタジオまでお願いします。」大越は美織の顔を見て優しく微笑んだ。「はい、わかりました。」美織が立って返事をした。筒井マネージャーも立ち上がり二人は大越の後に付いて歩いてスタジオへ入るとすでにアナウンサーと司会のタレントが椅子に座って待っていた。「おはようございます。梅澤美織です。本日はよろしくお願いします。」美織が笑顔で二人の顔を見た。「おはようございます。よろしくお願いします。」アナウンサーとタレントが美織の顔を見て挨拶をした。立って美織を席に案内した。美織は真ん中の席に座った。収録は1時間で終わり、大越アシスタントデレクターが美織を迎えに来た。「梅澤美織さん。ご苦労さまでした。続きまして、キッチンカーの唐揚げの食レポをお願いします。私に付いて来て下さい。」大越が美織の顔を見た。美織と筒井は、大越に連れられフジテレビ正面玄関前のキッチンカーへと連れて来られた。美織は唐揚げを大越から渡された。ピンマイクを付けるスタッフが美織の胸元にピンマイクを付けるふりしてクワガタも付けるというお決まりのドッキリだった。美織は唐揚げを食べ始めた。クワガタには気づかず唐揚げを食べていた。胸元に黒い物が動いているのに気づくと「きゃあーぁ」と黄色悲鳴をあげた。ビックリした表情で「何コレ!」と叫んだ。自分ではクワガタを捕ることが出来ず右往左往しているとスタッフが出て来てクワガタを捕ってくれて、カメラマンの後ろにドッキリGPと書かれた看板を見ると美織はニヤリと笑った。「そうか?やっぱりな!私コレに出たかったんで光栄です。有り難う御座いました。」美織は安心した表情を見せるとニヤニヤしてカメラを見つめた。ドッキリ初出演となった記念日になった。ドッキリ収録が終わり楽屋まで帰る道すがら美織はニコニコであった。「筒井さんは知ってたんでしょう?人が悪いなぁ?」美織はニコニコしながら筒井の肩を叩いた。「はい!知ってました。教えたらドッキリじゃなくなっちゃうよね。だから教えませんでした。恨まないで下さい。」筒井は美織肩を叩いた。「筒井さん。コレいつ放送ですか?両親と妹に知らせるので?」美織は筒井に尋ねると筒井はバックから手帳を出し確認するとドッキリGPは来月第1土曜日の4日になります。インタビューは来月の第2水曜日の8日ね朝の情報番組のめざましテレビでエンタメのコーナーです。社長が撮った美織さんの路上ライブの様子とかの映像も流れますよ。」筒井が言った。二人は楽屋に着くと長谷川と佐藤はすでに居なかった。

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