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画面の中のキミへ  作者: 浅井泉
7/10

砂上の楼閣

この道は海へ続く

恋人が二人歩く

とても楽しそうに 笑う 幸せそう

はりぼての恋をしてた

「恋人」と独り善がり

胸が張り裂けそう 悶え 苦しんでいるよ


ああ 8月は 黄泉と繋がる頃

盛夏に花と散る

あの花火のように

ああ できるなら 死後に画面入る

まばゆく美しい

あの世界は幻




この人生(みち)は闇へ続く

恋人は虚構だった

いつも騙していた 自分 幸せだと

美しい人を見てた

性格も綺麗すぎた

夢がたくさんある 世界 すべてが幻


ああ 夏終わる 部屋にこもったまま

一人で死出の旅

あの花火のように

ああ つまらない 遺書でこの世けなす

優しく幸せな

あの世界は幻




ああ 8月は 夜が長くなるよ

一人じゃ耐えられぬ

この暗闇の人生(みち)

ああ 夢ばかり 見てた盲目にも

汚くきついだけ

この世界が現実


らら らららら ららららららららら…

(できるなら嘘であってほしかった)

らららら ららららら らら ららららららら…

(できるなら夢であってほしかった)


らら らららら ららららららららら…

(現実は醜いから、人は夢を見るのだろう)

らららら ららららら らら ららららららら…

(現実は悲しいから、人は虹を見るのだろう)

人は

人は

人は…

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