画面の中のキミへ

茶褐色の窓

すべて嘘　心に目を背けて

桜散る　そんな一瞬の恋

時計　針の音　死(さいご)の時が迫っている

外は雨　窓に張りつく桜

茶褐色　醜く染め上げられ

時は無情に過ぎる　着実に死の方へ

すべて嘘だと気づく　かりそめの恋だから

それでも明日はやってくる

労働の柵に閉じこめられて

毎日人は集まって　わざと聞こえるように

悪口を

すべて夢　目を背けたかったよ

桜枯れ　現実に戻される

時計　止まらない　三途(さんず)の川へ向かうだけだ

外は雨　窓に茶色い桜

現実の　醜さ表してる？

時は止まらず流れ　確実に時計止め

すべて夢だと悟る　幻の恋だった

律儀に明日は顔を出す

コミュ障の苦悩考えもせず

毎日僕は働くよ　だけどみんなはサボる

上手いこと

すべて嘘だと気づく　妄想の恋でした

虚しく明日は歩み来る

いつも通勤に苦悩させられ

毎日僕は使われる　意識高い人たち

見下され

毎日僕は囚われる　恋よ現実になれ

すべて嘘

すべて嘘……