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プロローグ
それは激しく慟哭していた。
何故?何故?
ただ、優しい世界で彼と過ごしたかっただけなのに。愛すべき子供達とこの世界を守りたかっただけなのに。どうして裏切る?何故、私を殺そうとする?私は、私は、私は、ただ守りたかった。愛したかった。この世界を。それだけなのに。なのに。なのに。なのに。どうして、こんな酷いことをする?
その瞳に様々な感情が映る。悲しみ、憎しみ、怒り、絶望、恐怖、困惑、後悔―いずれも負の感情だ。
「…これが、答えだと言うのなら、いいだろう。けれど、忘れるな」
その瞳は憎悪に燃えていた。
「何十年、何百年、何万年…どれほどの時がかかろうと私は忘れない。どんな手段を使おうとも私は復讐する」
激しい怒りが、そこにはあった。
「世界を、壊してやる」
作者です。頑張っていくので、「この世界で生きるのは高難易度すぎる」をお楽しみください。




