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魔法なんて使えない

超不定期更新妄想の書き綴り

 

この世界には魔法が存在する。


 属性は存在するが特に意味はない。

 属性の相性や耐性もあるけれど意味はない。


 だって私は・・・・


「魔法が使えないんだもん」


 深々と猫耳をつーんっと立てたフードを着込んだ黄色い猫目と白目に当たる部分が黒い少女はぼそり呟いた。

 独り言である。


 今日は属性相性や個人の属性の授業があったのだ。

 彼女はあんまり好きではないのだ。まぁ、その…勉強自体好きじゃないのだが…

 特に属性の話は嫌いなのである。


「みんな属性持ってるけれど僕は属性なんてないもん・・・聞いてても楽しくないの」


 っとふてくされているとゴロゴロといや~な天気の空がそんなネガティブな少女に呼応するかのようにネガティブな音を立てているのだ。


「水が降りそうだから帰ろう。お風呂は好きだけど濡れるのはいや~」


 そそくさとおサボりをやめて彼女の所属する魔法学校に帰ろうとすると実は先ほどからずーっとおいしそうだなこいつっと様子を見ていた狼さんが、がそごそ音を立ててこんにちしてきたのである。


「グルルルル」


 っとおいしそうですね、食べさせてください。とご丁寧なあいさつをしてくるのだ。


「ぐえ~なんでこんなところに狼が・・・」


 露骨な嫌な顔をしていいえダメです食べてはいけませんよっと返事をしたところで杖を取り出して


「えいっ」


 軽い感じでふられる杖だったがオオカミさんに当たると


「クガっ!」


 っとかわいそうな断末魔をあげて上半身が下半身とさよならしてしまっていた。


「はーやっぱり魔法使えないんだ・・・・」


 少女は嘆く魔法が使えない自分とこの有り余る腕力に・・・・



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