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積んだコレ~ひとですらないってか?!~  作者: 山田
十人十色というけれど
3/3

夢は小さくてもいい

 身体は小さくても、脳ミソは回るのが子供だ。

まず、現状確認っと。あれから3日ほどたちようやく自分の意思でハイハイできるようになったしな。


 柵は木製で、出入りは2ヵ所。寝床には藁や枯れ草が敷かれており1日2回、まだ小学生位のお仲間が文句をいいながら、垂れ流しの糞尿まみれの寝床を変えてくれる。

 ん、洋服着てないのかって?んなもん無いっ!素っ裸の赤ん坊スカト〇状態だ。

 さすがに糞尿まみれはごめんだから、必死でハイハイマスターした。凄いわオークの成長力。

ハイハイできれば、部屋の左はじ隅っこに寝床用の藁ひいて、反対側の隅っこに、穴を掘る。

掘った穴をトイレにすれば汚れるのはそこだけ。

どうにか糞まみれは避けたくて頑張ったら世話役のお仲間に変な子扱いされたけどな。

 飯はどうかというと、恐怖というか、世話役と大人のオーク、それと首に鎖つきの首輪、腕は拘束、口は猿轡された女性がやって来て、母乳を与えられている。

 人間だった記憶がある分心苦しいが、現状は赤ん坊なんだ。口にしなきゃ死んでしまう。

毎回殺されるようなめつき目付きに怯えながら母乳を飲む。

 ああ、早く歩けるようになりたいよぅ。

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