表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神様もう限界です  作者: 天野 光
1/1

No.01 神様、私の力では無理です。

そろそろ神様助けてください。

もう私1人では幸せを掴む事ができません。

毎回毎回2番目の私は、誰かの1番になることはできますか??




20歳を過ぎ、学生と呼べる時間はあっという間に終わりが近づく。

周りにはスーツを着た人が増え、自分もその流れに流されるようにスーツを着て家を出る。

駅の近くでは桜が花びらを落とし、綺麗な景色が見える。川の近くを歩いている親子の姿も微笑ましい。

こんな穏やかな季節の中、私の目の前はぼやけたまま、何もしっかりと捉えることができない。


大学4年の春、私はまだ自分の未来が見えないまま同じような毎日を過ごしている。



私はこの春、就活生と呼ばれる大学4年になった。残り少ない授業とバイト、サークルの3つを繰り返しだ。自分の未来が見えないというのは、就活の話ではない。(もちろん、就活もだが。)恋愛についての話である。


現在21歳の私はまだ男の人と付き合った事がない。


決して男の人と接点がなかったわけではない。そういう雰囲気にならなかったわけでもない。ただ、絶妙にタイミングが合わず、毎回何故か2番目の女になってしまうだけなのだ。

2番目から1番になる努力をしなかったわけではない。

自分なりに思考錯誤してアピールして、うまくいかず落ち込んで、新しい好きな人ができると、前の人から連絡が来るようになったり、兎に角タイミングが悪い。




神様そろそろ私にヒントをください。「用意、スタート」の合図をください。駆け出す準備はできています。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ