ボルーキ大学の極秘資料
「神の枝」★★★★★
神話上の植物、しかしこちらも実在していた。上空に植物らしきものがあるという目撃証言があったが実際に確認されたのは女神の花の存在確認後である。
この植物を空に浮かせているのは神の枝の内部で発生するガスの影響と思われる。このガスは水に非常に溶け易く約10日に1回ほど空気中の水分と共に落下する。
この雨水はガスを含んでおりこの水はごく少量でも死の土地の毒沼を中和させる事ができる。毒沼を加工した兵木である死の種をより安全に作ることができるようになった。上にガスの量を調節することで兵木としての安定性もますことができた。
「女神の花」★★★★★
神話上に登場する花と言われるが火のない所に煙は立たぬ、3年前にパッツアという学生が初めて発見した。
何回かの望遠調査によるとこの花は1日に数回蜜らしきものを噴出している。また根っこのサカサゴボを調査した結果内部に微生物が生息していることもわかった。
この微生物は毒沼を生成している。そしてその毒沼を女神の花が吸っていた。恐らくなんらかの共生関係があると思われる。
「サカサゴボ」★★★★☆
死の土地近辺に生育する植物・・・であったが調査の結果女神の花の根の先端であることが発覚した。
女神の花からだいぶ離れた位置まで根を張り巡らせており地面に先端をのぞかせている理由としては天敵である神の枝を探るためである。
その為ある程度の数のサカサゴボの先端をたどることで神の枝の位置を探ることができる。
またサカサゴボが女神の花の根っこであるため根っこを辿ることで女神の花の位置も探れる。女神の花はある程度毒沼の上を移動できるようだ。
「オカシツタ」★★★★☆
人間の女性にのみ異様な反応を示す謎の蔦系植物、ジライソウのように普段は地面に隠れており人間の女性を感知すると複数の個体が50m近いその蔦を伸ばして絡みついてくる。
非常に珍しい植物で個体数も少ない、しかし生命力は高くちょっとした炎程度なら耐えてしまうほどだ。しかし引っこ抜かれると案外弱いらしくすぐに干からびてしまう。
この蔦は周囲10cmほどの太さで白濁とした粘り気のある液体を常に分泌している。表面の乾燥を防ぐためとの説があるが実際のところは不明である。
ちなみに塩分に弱いらしく塩を巻くと嫌がって地面に潜ってしまう。滅多に見かける植物ではないが女性は念の為に塩を持ち歩くようにしよう……違う持たせないようにしよう!
ハイ?なぜボルーキ大学の極秘資料にオカシツタの資料があるのかって?いやそりゃ栽培できれば……エホン!オホン!




