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ヒロキ・ヒイラギの植物図鑑 第17部

「オオトゲジロ」★★☆☆☆


 針葉樹の一種、刺々しい針状の葉は裁縫道具や建築道具に使われるほど、一般的に生活に使われるのは針状の葉の部分なので意外と知られていないのだが幹には鋭く大きな刺が生えている。ただ幹に刺があるので加工が難しくあえてこの木を木材に使うようなことはない。




「ガララツ」★★☆☆☆


 主にユードラ半島南部に生息する植物、木材としては振動が伝わりやすいことで知られる。古い建築物ではこれを床に使うことで侵入者をいち早く察知するのに役立てたとか、文化的な部分にスポットを当てると振動性を利用して楽器に使われたりする。加工してやれば綺麗な音を立てるのだ。

 このガララツの実はガララボックと呼ばれ降ると結構大きな音がする。確かどこかでこのガララボックの音をかなり大きく、そして喧しく品種改良した物があるという。ロープに繋いでおけば侵入者が知らずに引っかかり大きな音が鳴るという仕組みだ。楽器にも縁があるが侵入者避けにも縁がある。




「メンメン」★☆☆☆☆


 長い繊維状の綿を作り出す植物、一回繊維を抜いても数週間後には再び採取できる。繊維は衣類や羽織物など幅広い範囲で使われている。人類との歴史は古く太古の壁画からもそれらしいものが書かれているくらいである。ちなみに栽培方法は結構単純、最近は品種改良により更に育てやすい。

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