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ヒロキ・ヒイラギの植物図鑑 第14部

「カマビス」★☆☆☆☆


 4cm程の円錐状の実をつける植物、人の腰ほどの大きまで成長する。この実、中身が空洞になっているのだが中身の空気の性質や実の形状により、破裂させたりすると爆音があたりに轟く。その音は遠く離れていても聞き取れる程で耳元なんかで破裂させちゃうと鼓膜すら破ける危険がある。ジョークでも耳元で破裂させないように!

 ちなみに実に火をつけた場合、破裂するまでに少しの時間があるので使う場合はチャカなどで火をつけてから投げるのが一般的。音というのは情報にもなるので何かの合図に使われることが多い、戦場ではエンガオとともに使われるのだとか。




「ナマリン」★★★★☆


 フォイップ半島の中部から北部にかけて生息する樹木、木材目当てで栽培もされている。注目するべきはその強度である。火薬の爆発にすら耐えられるその強度は大砲の材料などに使われている。また爆発だけでなく耐火性も優れるのだが少々高価、栽培期間も長いし希少価値があるので木材として闇雲に使うわけにもいかない。

 ちなみに爆発や炎といった強度は申し分ないがナイフやノコギリのような切る、削る、といった物には弱い。加工しやすいのはいいのだが兵器に使う場合はその辺のことを考えておく必要がある。ヤリスギやヤイバラの武器でも十分に破壊できてしまうだろう。

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