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ヒロキ・ヒイラギの植物図鑑 第13部

「スクーモ」★★★☆☆


 柔らかい桃色の実をつける樹木、栽培こそ可能だが実はちょっとした高級食材並みにに高価。このスクーモのは樹液が豊富であり握れば力を込めなくても溢れ出すほどである。だがこの樹液、一種のアルコールが含まれておりその濃度も高い……つまり食べると一瞬で酔っ払う。しかも酔い方がなんというか……惚れちゃう方というか。見た相手に……※以下、自主規制

 とにかく惚れ薬として使えるわけである。どこかの地方では神が女神に食べさせたとかなんとか(多分全年齢小説だと一部規制されそうだな……)

 しかしこのアルコール……いや、樹液は意外に繊細でありとても酸化しやすい。空気に触れると成分が壊れてしまうのだ。更に高温、低音、どちらにも弱い。惚れ薬としての効果を発揮するには生で、それも丸かじりにする必要がある。ただこの実はあまりにも有名すぎるので騙される人間は誰ひとりとしていない。

 惚れ薬としては失格のような気がするが今でも栽培されている……え?なぜ栽培されているのかって?ま、まぁ知った上であえて食べるというパターンも……

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