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はじめて。  作者: ハズキ
9/10

第八話



亮に何かされるたびに心臓が止まりそう・・いや、早くなる。なんで?

やっぱり、私にそういう経験がないから?


だとしたら、佐々木くんでもドキドキするのかな・・



「ねえ!佐々木くん!」


「なに?」


いちかばちか・・


「手。繋ぎたいんだけど!」




「・・・なに(笑)どうしたの?」


「あ、いや、その、や、やっぱり何でもない!気にしないで!」


やっちゃった!

やっぱり裕也に頼めばよかった!


「ふふっ佐藤さんってやっぱり面白いね!はい。」



佐々木くんが手を握ってくれた。



ドキッ



あ、やっぱり。

私ってなんて男好きなの!

誰にでもドキドキするんだね。



ん?

う~ん。


佐々木くんもドキッとしたけど、なんか違う・・


う~ん?


未解決??



「あ、ありがと。佐々木くん。もういいよ。私の実験に手伝ってくれてありがと。」


「なに?実験台にされてたの?俺。」


うわぁ。

この人こんな風に笑うんだ。

笑ったとこ初めて見たよ。可愛い。



「どした?」


はっ


「ごごごごめん!見とれてしまっていた。佐々木くんがあまりにも可愛い笑顔するもんですから。」



テンパってすごい喋り方になっちゃった!!



「ははっ。本当佐藤さん面白い!佐藤さんと実行委員でよかった!」


「そんなそんな・・仕事面では今後かなりご迷惑かけてしまうと思います。」



佐々木くんとこんなに喋ったの初めてなのに、やっちゃった~。こんなんがパートナーなんて嫌だよね・・



頑張って会議聞いとこう。









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