表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/9

言葉に現せない気持ち

それから毎日毎日お見舞いに来てくれた美和子ちゃん。私のこと愛してくれるって言ってたけど、本当……??

本当はこんな女の子…病気持ちな女の子…好きになるなんて嫌じゃないの……?



私はそんなことを考えていたらどんどんどんどん笑顔がなくなっていき、無表情になっていった。本当は愛してくれてないんじゃないかって思ってしまう。


み「ねぇ…ゆうり……?私、ゆうりのこと…愛してる、からね……??」

そう言うと、美和子ちゃんは私にキスをした。今日のキスは甘く…気持ちいいキスだった。


ゆ「………………」


私はしばらく喋っていなかったからしゃべり方を忘れてしゃべれなくなった。病状が悪化したのかな…



ゆ『ありがとう。』


私は紙にそう書いた。

美和子ちゃんはニッコリ笑って私の頭を撫で撫でしてくれた。


ゆ『私も、美和子ちゃんのこと、愛してる。』


そう…伝えたかったことはこれだった。

本当は言葉にしたい。だけど、出来ない。

無理矢理声にしてみたけど。


ゆ「あ…ぃ………」


無理……………。

なんで喋れないの………………喋りたい…美和子ちゃんと会話したい……………!!!!



でもその、喋れないっていうのが病状が“悪化”していたせいでもあったし、“死ぬ”というのを教えるためにでもあった…………


自分ではもうすぐ“死ぬ”というのはわかっていた。

だけど美和子ちゃんには話していない。絶対悲しむから。


どうしたらいいのか悩んだ。


医師にも相談してみた。

でも先生や看護婦さんには話した方が良いんじゃないかとの答えだった。


無理…無理だよ………………今までいっぱいお世話してくれたのに……………!


もう…………

そのまま死んだ方がいいかな………………。



宣告された寿命は

あと1ヶ月。


これから辛い出来事が起こる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ