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初めてのキス

次の日、美和子ちゃんは約束通り何も持って来なかった。

私は逆に食欲がなくなっていった。朝ごはんやお昼ごはん、夕ごはんもママが作ってくれたのに全然食べない。美和子ちゃんが作ってくれた美味しいお菓子のおかげで、ご飯だって食べれたのに私の大好きなものを取り上げられて食べる気がなくなったのだ。


み「…ごはん、食べないの……?」


お昼からだいぶ時間が経っていた。


ゆ「うん、食欲なくて………。」


み「食べないと、身体に良くないよ……?」


ゆ「………」

私は美和子ちゃんの言葉を無視した。

悪いコトだってのは分かってるんだけど……。


《あなたが作ったプリンがもう一度食べたい。》

言いたくても言えない言葉。言ったらママに怒られる。

美和子ちゃんにも迷惑かかるから。


み「どうかした……?」

私がうつむいてると美和子ちゃんは私の顔を覗きこんできた。


ゆ「あ…ううん。なんでもないよ。」


み「そう……。ねぇ、ご飯、ちゃんと食べよ?お母さん作ってくれてるんだから……」

美和子ちゃんはスプーンで食べ物を救い上げ、私の口元に近づけた。


ゆ「…………………。」私は顔をプイッと右に向けて、美和子ちゃんを困らせた。


み「わかった…そこまで言うなら…………………………………………………。」



美和子ちゃんはそのスプーンを自分の口に入れて、そのあと私の口に無理矢理押し込んできた。


ゆ「…………!?」

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