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《シ》

作者: 秋葉竹
掲載日:2026/04/09


 


死ねば

天国へゆけるだとか

地獄堕ちだとか

死ねば

ものを考えることもなくなるとか

魂魄なんて存在しないとか

死ねば

絶望も消えるとか

執着も消えるとか


じっさいに死んだこともないひとたちが

ただあたまの中で考えただけの

ただの妄想を

なんとなく

ほんとうのことのように

想えてしまうのだろうか

たとえば

死ねばどうなるこうなると

何千年もまえのひとたちも

考えていただろう

でもそのひとたちは

この世界は平面だと

信じていただろう

それはおそらく間違っていたのだろう?

世界は地球であり地球は丸い惑星だけど

何千年もむかしのひとたちに

世界は丸いと云っても信じてもらえなかった


《シ》は

ただそのひとが動かなくなるという

そのひとの生命が無くなるという

だけの事象

おそらく虫が《シ》ぬのも

おそらく草が《シ》ぬのも

おなじくひとが《シ》ぬのも

完き同じ事象でしかない


世界が地球であり

地球は宇宙の一惑星であり

宇宙は過去のあるとき誕生し

未来のあるとき消滅する

かもしれない

ということは

なんとなく

真実っぽい

科学、とか?


でも《シ》は

そこで終わりではないのか


微生物が《シ》ぬように

菌が《シ》ぬように

ひとも《シ》ぬ


だけのこと


っていうのが

なんとなく

真実っぽく、ないか?

科学、とか?


そして天国も地獄もない


そこだけ正しい気がする

すこし、真実っぽい


科学、とか?







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