自分を変えたいってわけ
私は弱かった。それはもうとてもとても弱かった。屋敷でも私は実力が無いからってみんな私を除け者にした。
でも分かってる……つもり。知ってるもん。
父さまは立派な騎士になって領地のみんなを守ってた。
兄さまは有名な王都の学校で剣術を習ってる。
私の妹だって3歳くらいの時から魔法が使えるようになったって聞いた。
私には何もなかった。剣も魔力もない……だから、屋敷に閉じ込められた。
父さまは妹を溺愛している。ご飯も一緒だ。すごく美味しそうだった。温かいお風呂だって、温かいご飯だって、温かいお布団だって妹にはあった。
私には無い。それがこの屋敷の……家族の暗黙の決まりになってた。
でもそれももう耐えられない!才能がなくたってやってやる!努力して努力して努力して努力して!ぜっっったいに強くなってここから出てってやる!
はいどうも皆さんはじめまして、naGInaさんです。
初めてなのでいっぱい喋っちゃう。ついに第一歩、初めての連載小説開始です!!ずっと趣味でぼんやりノートに書いては消しての繰り返しでした。おっと、話がズレましたね。この小説を読んでくださりありがとうございます。不定期連載ですがよろしくお願いします。次回はトレーニング編、今週か来週になると思います!それでは!