年金は払い終わったと主張する会社員。(終わってません)
どうも、ぼんじゅーる。
困った時に何かと便利な物体げんらです。
ワシの困り事は解決してもらえません(´・ω・`)(お前の困り事は解決不可能だ
数年前のお話しですが、家人がげんらにお悩みを打ち明けてくれました。
「Aさん(会社の人)が、年金を給料から引くのをやめろって言ってくるんだ……おれはもう払い終わったって……(´・ω・`)」
そんなわけねぇだろ。と、思いつつも、これは勘違いしている人のパターンです。
どう勘違いしているのかというと、Aさんが働き出した頃は『25年間、年金を払えば、受給資格が発生する』という制度でした。
※現在は10年に短縮されています。
なので、Aさんは「25年間払ったのだから、もういいだろ」とわがままを言うそうです。
会社の社員であるAさんは、健康保険と厚生年金がセットになった社会保険に加入されてます。
株式会社である、家人の勤める会社。そこに勤める社員は加入が義務(強制)となっています。
なので、社員として働くならば、そこは加入義務ゆえ仕方のないこと。ですが、25年払い続けた事に、何故かこだわっているのです。
なので、ワシが電話でAさんを諭します(何故!?(๑•ૅㅁ•๑)
※電話をしていた時は、既に10年で資格発生でしたが、そこはあえて言わずに、彼のこだわる25年を採用して会話していました。
A「もう、抜いてくれって言ってるのに、ダメだって言うんだ。おれは払い終わってるのに」
げんら「終わってないっすよ」
A「え? だって25年……」
げんら「それは、『年金を受け取る資格に達しました』ってだけなんですよ」
おいおいおいおいいぃぃい!!!
なんでソコ知らないかなぁ?! とは思いました。が、興味のない事は、記憶や知識として残らない人もいる。
自分に都合のいい部分だけ、記憶に残る時もある。
何となく払っているという気分の方は、ただの勿体無い出費と思ってしまうのでしょう。ワシだって出来れば(ゴニョゴニョ
そして、会社の制度として義務が――とか言っても、Aさんには響かないだろうし、記憶に残らないだろうと思ったげんらは、自身に降りかかるお金の事ならば、話を聞いてくれそうな気がしたので、わかりやすそうな言葉をチョイスします。
A「じゃあ、もう!」
げんら「資格があるだけで、受け取れる額は『雀の涙』っすよ」
A「え?」
げんら「払った期間の長さで、受け取れるお金に差が出るんですよ」
A「え???」
予感はしてました。もらえる年金の額に、差はないと思っているパターンです(´・ω・`)
払い終わった、なんて言ってるくらいだから、そんなこったろぅと思いましたよ。
げんら「長く払えば払うほど、貰える年金は多いんです。25年払った実績で、年金をもらう資格があるからって、きちんと生活できる分のお金が貰えるってわけじゃないんすよ」
A「え? じゃ、じゃあ……」
げんら「仮に、今払うのをやめることが出来たとして、年金を受け取れるお年になり、年金を受け取っても、生活できるお金には到底足りないんです」
A「生活できない……」
そして、会社に所属している間は、払い続けなくてはいけない事をサラッと伝えます。
そして、Aさんは納得してくれました。
教えてくれて、ありがとう。と言ってもらえたので、きちんと本人納得した模様。
これでもう、家人が煩わされる事はありませんね٩(ˊᗜˋ*)و
家人もあまり詳しくないので、諭す事が出来なかったけれど、この電話を聞いていたのもあり、これで次からは別の人がワガママ言っても、もう大丈夫っ!
むしろ、そんなワガママ言う奴、初めて遭遇したわ。
制度について最低限すら知らんくせに、年金払い終わったとか言うなんてすげぇな(´⊙ω⊙`)
ちなみに家人は、どこかのげんらさんと同じように、会社で様々な人に、面倒を吹っ掛けられ……ゲフンゴフン、頼りにされるポジションにいます。(`・ω・)
なので、Aさんは家人に相談すれば解決出来ると、思ったようで。
吹っ掛けられポジでも、法をねじ曲げてわがままを通すなんて、できねぇよ!
んでもって、なんでこれを、家人の勤める会社にいる『経理』が説明出来ねぇんだ? って疑問が残るのですよ(´・ω・`)
給料計算している経理に掛け合ってダメで、家人へ相談に来るって流れだったそうですが、それもありえんて。
このくらい、ちゃんと調べてよ、Aさん……(´・ω・`)
納得するまで、かなり早かったぞ……。
なんで、経理が説明できなかったケツ拭きを、家人にさせようとするかなぁ?
ちなみに勤続年数は、経理>>家人ですよ。
その後、その経理いなくなったらしいけど。
困り事、相談する前に、法を捻じ曲げるレベルのワガママじゃない事くらい、確認して欲しいものですね(´・ω・`)