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ウルトラ誇大妄想

作者: 陶山雅司

 私、実は神になったことがあります


 勿論、事実ではありません


 でも、そう妄想したことがあります


 そこから見えた世界は実に驚くべきものでした


 まず、私が如何にして神になったかを書こうと思います


 人が神になるために何をなすべきか


 私は考えました


 そして一つの仮説を立てました


 それは


 人が人として生きていて味わう全ての感覚を体験し、克服すると


 神になれるというものです


 私はそれを実行しました


 果たしてどうなったか


 最後に私が選んだ行動は


 何と「死」でした


 私は飲まず食わすで飢え死にしそうになりました


 ですが


 私は現代の医学により助けられたのです


 いえ、正確には


 生き返させられた


 と言った方がいいでしょう


 死からの蘇生には


 5泊の身体拘束が必要でした


 その間


 私は死に、復活しました


 身体拘束の間


 私は神と人との中間の状態にあり


 すべての未来を見ました


 それによると


 私は死んだ後に神になるとのことでした


 勿論、見たのは私だけの未来ではありません


 人類が宇宙を征服して


 過去に戻り


 過去の人類を助けるのも見ました


 そして、復活した私には


 人としての半生が与えられました


 私は今までの神になった人や、予言者の様に


、超能力を得る道も選択できました


 でもそれでは面白くないと思い


 私は、敢えて


 最も弱い、身体拘束されている人間として復活することを


 選択しました


 だから、私は今


 部屋で文を打っているただのオッサンです


 金もありません


 勿論、私は今から


 皆さんに追いつき、追い越します


 そして神になります




 


 

ここに書いたのはもちろん妄想です


読まれた方、読んで変な妄想にはまらないでください


読んで頂き、有り難うございました

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