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脳出血した日
私は脳梗塞になった。なってから今を書きます。
なったのは平成二十八年11月6日の金曜日でした。
普通に、仕事をしていました。
午前11時40分頃に最初の予兆があった。
右足が震えだした。
次にその10分後、考えていられなくなり、右手と右足が震えだした。
止まらない震え。
そして、倒れた。
私は脳梗塞となった。
私は独身でデブな男だ。
兄弟は私、弟、上妹、下妹の四人。
年も42才。
恋人なし。
親父がその年の一月に亡くなった。
苦労した母親と上妹の子供を三人の五人で暮らしている。
妹は働きに出ている。
11月20日に下妹と子供、私、母親、甥っ子の三人を温泉旅行が楽しみにしていた。
ダイエットの為に炭水化物を抜く方法をしていた。
仕事は肉体仕事だ。
正社員に上げてもらって一年は過ぎた。
何もかも順調だった。
脳梗塞になるまでは。
なった時は昼前だったのでなんとなく覚えている。
恥ずかしながらオシッコを漏らした。
後は、断片的なこと。
広場、
何かで口を押さえられ取ったこと。
男の声。
服を切られた。
綺麗に切られた。
意識が無くなった。